外壁塗装工事はローンが利用できる!注意点や助成金について解説
2021.09.02 (Thu) 更新
外壁塗装工事にはお金がかかります。その費用は100万円を超えることも珍しくはないため、すぐにそのお金を用意できない方もたくさんいます。
すぐに費用は捻出できないものの、外壁塗装は今やっておきたい…。そんなときにはローンがよいかもしれません。
このページでは、外壁塗装のローンについて解説しています。外壁塗装ローンの注意点や、どんな人がローンに向いているかまとめています。外壁塗装の助成金も紹介しているので、少しでも安く外壁塗装を検討している方もぜひご参照ください。
もくじ
外壁塗装でローンを組むときの注意点
外壁塗装をする際、どうしてもすぐにお金が用意できない方にはローンという選択肢もあります。
金利がかかる
外壁塗装では、ローンを組むことはできますが、ローンには金利がかかるのが一般的です。ローンは一定期間お金を借りることですが、この期間お金を借りるための値段を金利(きんり)と呼びます。
例えば、100万円の年間の金利が2%だったとしたら、1年後に102万円で返済する必要があります。借りた金額は100万円だったのに、2万円多い102万円を返しました。この差額である2万円が金利です。
外壁塗装でローンを組む際は、平均して2~3%の金利がかかります。
審査が必要
ローンは審査が必要です。審査で落ちてしまうとローンが組めないため注意が必要です。銀行など貸す側が収入と借入金額を審査し、返済能力がないと判断された場合は、審査に落ちてお金を借りることはできなくなります。
過去に審査が通らなかった経験がある方は、外壁塗装のローンでも落ちる可能性があります。
しかし、ローンを組まないと外壁塗装メンテナンスが難しいこともあるでしょう。審査に落ちる可能性があっても、一度銀行などにローンの相談をしてみるのがおすすめです。
保証人が必要になる可能性がある
ローンの審査で保証人を求められる可能性があります。すべてのローンで保証人が必要になるわけではなく、収入と借入額を考慮して審査をした結果、保証人が必要と判断される場合があるのです。
外壁塗装のローンが向いている人とは
ローンというと「借金」をイメージする人も多いでしょう。確かにお金を借りることではありますが、ネガティブなイメージばかりではなく、メリットもあります。ここではローンがどんな人に向いているかまとめていきます。
貯金を崩したくない人
お金そのものはあっても、外壁塗装のために今すぐ貯金を崩したくない人もいるでしょう。例えば、子どもの教育費用に貯金をあてたい、ためたお金は出産費用に使いたい、など近い将来に大きな出費がある方は、貯金を崩さずに外壁塗装ローンを組むのがよいでしょう。
外壁塗装費用をすぐに用意できない人
外壁塗装のメンテナンス費用は、家の面積などで金額が異なりますがだいたい100万円前後です。一度にまとめて外壁塗装費用を用意することができない方も少なくはありません。すぐに外壁塗装費用が用意できない場合は、一時的にお金を借りられるローンが向いています。
工事費用が高額な人
外壁塗装費用は約100万円だとご紹介しましたが、これはあくまで目安です。外壁塗装で使用する塗料の種類や、家の大きさによっては100万円以上の費用がかかることもあります。
さらに、外壁の劣化が激しい場合もメンテナンス費用が高額になる傾向があります。
100万円くらいだろうと思って、業者で見積もりを出してもらったところ、想像以上に高額だった、ということもあり得るでしょう。お金がたまるまで外壁工事は後にしよう…、と考えるかもしれませんが、あとまわしにして外壁の劣化が進むと、費用がより高額になる可能性も。
このような場合は、あとまわしにせずにローンを組んでなるべく早めに外壁塗装メンテナンスをするとよいのです。
外壁塗装のローンはどこに申し込む?
いざ、外壁塗装でローンを組もうと思ってもどこに相談したらいいかわからない方も多いでしょう。ここでは外壁塗装でのローンを組む場所を紹介します。
住宅ローンを組んだ銀行に相談
すでに住宅ローンを組んでいる方は住宅ローンを組んだ銀行に相談に行くとよいでしょう。同じ銀行でローンを組む場合、金利の優遇措置をしてもらえる可能性があります。
銀行に相談
ローンは銀行で組むことができます。金利は銀行ごとに若干異なりますので、複数の銀行を調べて、金利などを比較しておくとよいでしょう。一般的に金利は2~3%とご紹介しましたが、地方銀行であれば1%のこともあります。
外壁塗装費用を少しでも安くしたい!助成金とは
外壁塗装費用を少しでも安くしたい方向けに助成金について解説します。外壁塗装をすると、行政から助成金が支払われる可能性があり、その金額は10万円から20万円です。助成金は受ける人によって金額が異なります。必ずしも満額が出るわけではなく、上限が外壁塗装費用の10%まで、など決まりがあります。
さらに、この助成金はすべての人が受けられるわけではありません。
助成金には年度ごとに予算があるため、早期に助成金の受付が終了することがあります。非常に人気があるため1ヶ月ほどで受付終了になることもあり得ます。
受付期間内だとしても、助成金が受けられない場合も…。
どのような場合だと外壁塗装で助成金をもらえるのか、次でご紹介します。
外壁塗装の助成金を受ける条件
外壁塗装の助成金を受ける条件についてまとめていきます。
申請した市町村に居住している
助成金を申請した市町村に居住しているのが前提となります。たとえばA市に住んでいるとします。A市ではすでに助成金の受付が終了していたため、まだ受け付けているB市で助成金に申し込んでも、居住をしていないため助成金の対象者になることはできません。
税金を滞納していない
助成金は税金を滞納していない方が対象となります。払うべき税金を滞納している方は助成金の受付期間内でも申請を受理してもらえない可能性が高いです。申請する前に現在滞納している税金がないか確認しておきましょう。
遅延なく納税している
住民税等税金は、納付期限が設定されていますが、これを過ぎると遅延とみなされます。過去に税金納付の遅延がある方は、助成金の申請が通らない可能性があるため注意しましょう。
申請してから着工している
助成金の申請は必ず外壁塗装の着工前に行う必要があります。先に外壁塗装が開始している場合は、助成金対象とならないため気を付けましょう。
遮熱・断熱塗料を使っている
外壁塗装の塗料が遮熱・断熱塗料であることが前提です。助成金は、環境にやさしいリフォームを推進しています。そのため、エコにつながる塗料である必要があるのです。助成金を検討している方は、業者のその旨をあらかじめ伝えておき、対象となる塗料を使うように相談しておきましょう。
外壁塗装のメンテナンスをしようにも、何かしらの原因ですぐに費用が用意できない方もいらっしゃるでしょう。このような場合はローンの検討がおすすめですが、ローンには審査があるため、必ずしもローンが組めるわけではありません。また金利もあるので、よく返済スケジュールを確認しておく必要があります。少しでも安く外壁塗装をしたい方には、助成金がおすすめです。外壁塗装が始まったあとに助成金を申請しても、受理されません。助成金は早めに検討して、業者に相談しておきましょう。
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