屋根修理詐欺に要注意!被害の例や騙されないために知っておきたい対処法を解説
2022.06.30 (Thu) 更新
大雨や台風による自然災害が急増している日本では、屋根の修理が必要となるご家庭が年々増え続けています。
しかし、最近ではそんなご家庭を狙った悪質な屋根修理詐欺業者による被害が多発しているのはご存知でしょうか。
今回は悪質な屋根修理詐欺業者に関して、以下の点を中心に解説していきます。
- 屋根修理詐欺の被害例
- 屋根修理詐欺業者の代表的な手口
- 詐欺業者の特徴と優良業者の違い
- 詐欺の被害にあわないための対策
- 信頼できる業者を判断するための基準
悪質な屋根修理詐欺業者の特徴から、詐欺の被害にあうことを防ぐための対策についても解説しています。大事なおうちを守りトラブルに巻き込まれることを防ぐためにも、今回紹介する内容は必ず覚えておきましょう。
もくじ
- こんな業者には要注意!実際にあった屋根修理詐欺の被害例
- 強引に屋根に登って工事が必要だと迫られ契約させられた
- 前払いしたら業者と連絡が取れなくなった
- h3 火災保険で無料になると聞いて契約したら保険がおりなかった
- 屋根修理詐欺業者の代表的な手口
- 突然訪問してきて屋根修理が必要と迫ってくる
- キャンペーン期間中で大幅な値引きが可能ですと言ってくる
- ハウスメーカー・工務店を装う
- 火災保険で無料になると契約を迫る
- 即日の契約を迫ってくる
- 屋根修理詐欺業者の特徴と優良業者の違い
- 屋根修理詐欺の被害にあわないための対策
- 即日契約をしない
- 写真をもらう
- 他の業者の意見も聞く
- 訪問業者には注意する
- 業者のHPと口コミをチェックする
- 契約前に説明をしてもらう
- 契約書は隅々まで確認する
- 必ず工事終了後に代金を支払う
- 万が一屋根修理詐欺にあったら
- クーリングオフする
- 国民生活センターに相談する
- 弁護士・警察に相談する
- 屋根修理詐欺にあわないために知っておきたい信頼できる業者を判断するための基準
- 川越市で屋根修理をするならルーフカベドクターにお任せ!
こんな業者には要注意!実際にあった屋根修理詐欺の被害例
まずは実際にあった屋根修理詐欺の被害例をみていきましょう。
強引に屋根に登って工事が必要だと迫られ契約させられた
屋根修理詐欺をしている悪質な業者は、突然ご自宅に現れて「見たところ屋根の修理が必要です」と強引に迫ってきます。
そして屋根に上り「今すぐにでも工事が必要な状態です、このまま放置していると雨漏りや屋根の腐食につながります」と迫ってくるケースが非常に多いです。
結果的に強引に契約させられて、屋根修理詐欺の被害にあったという人が多いので注意してください。
前払いしたら業者と連絡が取れなくなった
工事に必要だと費用の前払いを業者に迫られて、支払いをしたら業者と連絡が取れなくなったというケースも多いです。
屋根修理においては、契約後に工事を行って、予定の工事が完了した時に支払いをするケースがほとんどとなっています。
前払いを迫ってくる場合、悪質な業者の可能性が高いため注意してください。
h3 火災保険で無料になると聞いて契約したら保険がおりなかった
引用:保険金で住宅修理ができると勧誘する事業者に注意!|消費者生活センター
業者から火災保険で屋根修理が無料になると聞いたのに、契約したら火災保険がおりなかったという被害が近年多発しています。
そもそも火災保険が利用できるかどうか判断するのは保険会社であり、屋根修理業者が決めることができるものではありません。
実際に消費者生活センターも注意喚起しているので、火災保険で無料になると勧誘してくる業者には注意してください。
【川越市の悪質な詐欺業者の特徴や手口に関して知りたい方はこちらの記事をチェック】
屋根修理詐欺業者の代表的な手口
事前に屋根修理詐欺業者の代表的な手口を知っておくことで、トラブルに巻き込まれることを防げます。
以下では、屋根修理詐欺業者の代表的な5つの手口を紹介するので、被害にあわないためにも覚えておきましょう。
突然訪問してきて屋根修理が必要と迫ってくる
屋根修理詐欺業者の典型的な例が、突然訪問して屋根修理が必要と迫ってくるというものです。
ほとんどのご家庭では、屋根の状態が正常かどうか判断することは難しいと言わざるを得ません。そのため突然訪問してきた業者の意見を鵜呑みにして、屋根修理の契約を結んでしまうケースが多いです。
しかし屋根の場合、実際に登って確かめてみないと正確な判断を下すことはできません。実際に屋根を見ていないにも関わらず、突然訪問してきて屋根修理が必要と迫ってくる業者は悪質な詐欺業者の可能性があるため注意してください。
キャンペーン期間中で大幅な値引きが可能ですと言ってくる
屋根修理詐欺業者の代表的な手口の1つとして「キャンペーン期間中で大幅な値引きが可能です」と提案してくることが挙げられます。
確かにセールスマンから「200万円のところを100万円まで値下げします!」と言われると、大幅な値引きで心がグラっときてしまうのも無理はありません。
しかし大幅な値引きを提案してきた場合、まずはほんとうに相場の価格なのか疑う必要があります。大幅な値引きを提案してくる業者に出くわしたら、即日契約するのではなく他の業者と比較するなどして、屋根修理にかかる費用が適正価格なのか確認しましょう。
ハウスメーカー・工務店を装う
悪質な詐欺業者の中には、ハウスメーカーや工務店の人を装って訪れるケースもあるため注意してください。
ハウスメーカーや工務店の名前を使って「定期点検の時期です」と謳い、屋根修理の契約をするのが狙いです。
実際におうちを建てるときに利用した業者の名前を使われると、騙されてしまう人も多いため特に注意する必要がある手口と言ってよいでしょう。
少しでもおかしいと感じたら、まずは社員証の確認やハウスメーカーや工務店へ問い合わせてみることをおすすめします。
火災保険で無料になると契約を迫る
実際にあった屋根修理詐欺の被害例のところでも触れましたが、火災保険で無料になると説明してくる業者には注意してください。
確かに自然災害などで被害を受けた場合、火災保険を利用して屋根の修理やリフォームができるのは事実です。
しかし火災保険の契約内容や金額によって、保証を受けられる金額は変わってきます。必ず無料になるというわけではないですし、そもそも火災保険が利用できるかどうか確認するのは保険会社や鑑定人の資格を有している人だけです。
即日の契約を迫ってくる
悪質な詐欺業者は、他の業者と比較されることを防ぐために即日の契約を迫ってきます。
そのため比較検討したいと言っているにも関わらず、即日の契約を強引に迫ってくる業者には注意してください。
そもそも屋根修理の場合、屋根の状態を確認したり、見積もりをしたりするために時間が必要です。即日で契約をすると、後から見積りと異なる料金を請求されたり、聞いていた内容とは異なる工事が行われたりする可能性もあります。
屋根修理を検討していたからといって、即日の契約は避けましょう。
屋根修理詐欺業者の特徴と優良業者の違い
悪質な屋根修理詐欺業者と優良業者がどのように違うのか、以下に表としてまとめました。
悪質な屋根修理詐欺業者 |
優良業者 |
工事完了後も修理できていない |
根本の原因から探って修理する |
短い期間で修理が必要となる |
1度修理すれば長期間修理が必要なくなる |
一箇所だけ修理すればいいのに屋根全体を修理するためコストがかかる |
必要な部分だけ修理するためコストを抑えることができる |
屋根だけではなく柱や外壁などにもダメージを与える工事を行う |
他の箇所に影響を全く与えない |
見積もりが不透明 |
見積もりの内訳が分かりやすく明確 |
契約を強引に迫ってくる |
なぜ修理が必要か丁寧に説明して修理するかどうかを委ねる |
このように簡単に違いを挙げただけでも、悪質な屋根修理詐欺業者と優良業者の対応が全く異なることが分かります。
悪質な屋根修理業者の特徴に該当する場合、しっかり断ってトラブルに巻き込まれることを避けましょう。
屋根修理詐欺の被害にあわないための対策
悪質な業者の被害にあわないためには、事前にどうすべきか対策をしておくことが重要です。
ここでは万が一の時に有効な、屋根修理詐欺の被害にあわないための7つの対策について解説します。
即日契約をしない
即日契約をしてしまうと、見積もりと異なる料金を請求されたり、事前に聞いていた内容とは異なる工事が行われたりする可能性があります。
どれだけ強引に即日契約を迫られたとしても、毅然とした態度で断ってください。
写真をもらう
本当に屋根の修理が必要かどうか判断するためには、現状どうなっているのか写真や動画を業者からもらう必要があります。
信頼できる業者であれば、屋根に登ったり、ドローンを利用したりすることで、屋根の状態を撮影した写真や動画を提供してくれます。
写真や動画の提供を断る業者の場合、屋根の修理が必要ないにも関わらず、屋根修理を迫ってくる悪質な業者である可能性が高いため注意してください。
他の業者の意見も聞く
どれだけ良い業者のように思えても、即決してしまうのではなく他の業者の意見も聞きましょう。
他の業者の意見を聞いてみたら、実は相場よりも大幅に高い値段を要求されていたことがわかるケースもあります。
複数の業者から見積もりをもらうことで、屋根修理に詳しくない人でもある程度相場を推測することが可能です。
訪問業者には注意する
屋根修理詐欺の被害にあった事件をみてみると、突然訪問業者に依頼してしまったケースが多いことがわかります。
もちろん訪問業者の中には、信頼できる優良業者も多いです。しかし突然訪問してきた業者の中には「屋根の板金が飛んでしまっていますよ!」や「屋根がずれておうちに深刻な影響が出ていますよ」と不安を煽ってくる業者も存在します。
不安を煽られて正常な判断ができずにそのまま契約するのではなく、まずは名刺をもらって後日改めて話を聞いたり、他の業者と比較したりすることで詐欺の被害にあうことを防ぐことが可能です。
業者のHPと口コミをチェックする
屋根修理の依頼をする前に、必ず業者のHPと口コミをチェックしておきましょう。
口コミを確認すると、過去に被害にあった人が注意喚起しているケースもあります。また悪質な業者の場合、居場所や連絡先がばれることを恐れてホームページを所有していないケースも多いです。
名刺をもらい業者の名前を検索したにも関わらず、ホームページが掲載されていなかったり、口コミがあからさまに低かったりする業者に依頼するのは避けましょう。
契約前に説明をしてもらう
契約前に、必ず工事の内容や見積りの内訳に関する説明をしてもらいましょう。
工事の内容があやふやだったり、見積もりの内訳が詳細でなかったりする業者は怪しいので、他の業者へ依頼することを検討しましょう。
契約書は隅々まで確認する
契約書は必ず隅々まで確認してください。後から契約書には書かれていなかったと主張されることを防ぐためにも、事前に業者と読み合わせで内容を確認しておきましょう。
必ず工事終了後に代金を支払う
一般的な業者の場合、契約をして工事開始前に金額の半分、工事が終了したら金額の残りを支払うケースが多いです。
しかし事前に工事費用の全額支払いを求められた場合は注意しましょう。お金を支払ったにも関わらず、突然業者と連絡が取れなくなったというトラブルも多いためです。
万が一屋根修理詐欺にあったら
万が一屋根修理詐欺にあった場合、どうすれば良いのか3つの解決方法を解説します。
クーリングオフする
クーリングオフとは、契約から8日以内であれば契約を解除できる法制度です。
また契約から8日が過ぎてしまったとしても、契約自体に不備があったり、クーリングオフに関して説明を受けていなかったりした場合は、クーリングオフできます。
国民生活センターに相談する
国民生活センター(消費生活センター)とは、商品やサービスなど消費生活全般に関する苦情や問い合わせなど、消費者からの相談を専門の相談員が受け付けている機関です。
屋根修理詐欺にあったことを国民生活センターに相談すると、その後どのように解決すればよいのかアドバイスをもらえます。
基本的には無料で利用できるため、少しでも気になることがあったら国民生活センターに相談しましょう。
弁護士・警察に相談する
屋根修理詐欺にあったら、まずはすぐに警察に相談してください。詐欺の相手方を捕まえてもらうためにも、被害届を提出しなければなりません。
またお金を取り戻すためには、弁護士に依頼して裁判を起こしてもらう必要もあります。
上記で紹介した国民生活センターに相談すれば、弁護士を相談してもらうことも可能です。
屋根修理詐欺にあわないために知っておきたい信頼できる業者を判断するための基準
悪質な詐欺業者の被害にあわないために、信頼できる優良業者を判断するための基準を知っておくことが重要です。
【信頼できる業者を判断するための4つの基準】
- 契約を迫らずに屋根に上って調査を行い現状を確認する
- 屋根の状態を撮影して写真や動画で説明しながら、なぜ修理が必要になりどのような工事を行うのか丁寧に説明してくれる
- 見積もりの内容が明確でわかりやすい
- アフターフォローが充実している
上記4つの特徴に該当する場合、信頼できる優良業者である可能性が高いです。
悪質な業者に騙されることを防ぐためには、業者に任せきりにするのではなく「現在屋根がどのような状態・なぜ修理が必要・どのような工事を行うのか・見積もり」を、依頼する側から積極的に聞くことも重要となります。
川越市で屋根修理をするならルーフカベドクターにお任せ!
弊社ルーフカベドクターは、川越市にある地域密着型の外壁・屋根塗装専門店です。
45年という長きにわたって、川越市エリアを中心に様々なご家庭の外壁や屋根に関するトラブルを解決してきました。
実際に、悪質な業者に関する相談を受けたことも多いです。
- この業者何かおかしいな・怪しいな
- もしかしたら悪質な業者かもしれない
- 屋根修理の費用相場を知りたい
- 見積もりをもらいたい
悪質な業者の強引な営業に悩んでいる方や、屋根に関するお悩みをお抱えの方は、お気軽に弊社までご相談ください。
経験豊富なスタッフが無料の建物診断を行った後に、屋根の状態に適したリフォーム方法をご提案いたします。