台風によって家屋が受けやすい被害と対策方法を徹底解説!
2022.07.30 (Sat) 更新
毎年のように日本列島に襲いかかる台風。年々台風による被害は増えており、各ご家庭での対策が被害を防ぐためにも重要なポイントとなりつつあります。
台風に対して何の対策もせずにいると、突然大きな被害を受ける可能性もあるので、注意が必要です。
そこで本記事では、台風によって家屋が受けやすい被害と具体的な対策方法について徹底解説します。
また台風対策に効果的な外壁塗装について、台風シーズンに工事をしても良いのかに関しても解説しているので、台風対策を検討されている方は参考にしてくださいね!
もくじ
台風によって家屋が受けやすい被害と4つの対策方法
近年では、毎年のように大規模な台風が日本に上陸することで、家屋に深刻な被害を受けている世帯が急増しています。
台風によって家屋が受けやすい被害の具体例は、主に以下の4つです。
- 雨漏り
- 建材のずれや落下
- 飛来物による破損
- 近隣住民への被害
それぞれの被害と対策方法について解説していくので、台風シーズン前に各ご家庭で対策しておきましょう。
1.雨漏り
台風によって家屋がもっとも受けやすい被害が、雨漏りです。
普段の雨では雨漏りしないにも関わらず、台風の時だけ何故か雨漏りしてしまう家も多くあります。この原因は、台風時の大雨は強風に煽られることで、普段の雨ならば当たらない家屋の様々な場所に当たるためです。
横殴りの強い雨や、強く地面に打ち付けられ上に舞い上がる雨水が、台風時には様々な個所から家屋に浸入してきます。
特に建物の外壁部分や屋根の作りによっては、雨水が室内に入りやすい部分もあるため注意が必要です。普段ならば絶対に雨水が入らない、通気口や換気扇から侵入してくることもあります。
こういった台風時の特殊な雨に対策するためには、普段から以下のようなポイントに注目しましょう。
- 外壁にひび割れや変色がないか
- 屋根裏や床下以外の場所で雨水の後や腐食している部分がないか
- 普段からサッシや壁が変色していないか
- 天井や壁の角でカビが生えている部分はないか
少しでも異変がある場所を見つけたら、専門家に雨漏り診断の調査を依頼しましょう。
2.建材のズレや落下
台風の異常な強風によって、建材がずれてしまったり落下してしまったりする場合もあります。
建材がずれたり落下したりすると、その部分から雨漏りが発生してしまうため注意が必要です。こういった建材のズレや落下が台風時に生じるのを防ぐためには、普段から定期的に建物の状態をチェックする必要があります。
毎年タイミングを決めて、建物の状態をチェックする機会を取れば、台風などの災害が訪れても心配ありません。
3.飛来物による破損
台風時にもっとも危険なのが、飛来物による家屋の破損です。
風の勢いによっては、大きな石や道に置いてある看板が飛んでくる場合もあります。飛来物による破損の被害を防ぐためには、台風に備えて台風シャッターを設置したり、防災対策のために設計された複層ガラスを設置したりするのがおすすめです。
特に台風シャッターを設置すれば、台風時に飛来物から大事な家屋を守るだけではなく、防犯対策にも役立ちます。最近ではリモコンで簡単に操作できる電動シャッターなどもあるので、シャッターの開閉に不安がある高齢の方でも安心です。
4.近隣住宅への被害
台風によって自宅の屋根が飛来物として飛んで行ってしまった場合、近隣住宅へ被害を及ぼしてしまうケースがあります。
ただし、この場合は原則として法律上の賠償責任はありません。民法の709条では、故意または過失がある場合においてのみ損害賠償責任を認めることを規定しています。
民法第709条
「故意又は過失によって他人の権利又は法律上保護される利益を侵害した者は、これによって生じた損害を賠償する責任を負う。」
ただし、ご自宅の屋根が老朽化していたり、レンガが崩れていたりした場合、その状態を放置していて近隣住宅へ飛んでいってしまうと損害賠償責任を負わなければならない可能性があります。
近隣住宅へ重大な被害を及ぼして責任を負わなければならない事態を防ぐためにも、普段からご自宅の老朽化している箇所は修繕したり、外壁や屋根の一部が飛んだりしないように補修工事をしたりすることが重要です。
5.台風時に被害を防ぐためのチェックリスト
毎年のように行ってくる台風に対して、そこまで対策をしていないというご家庭も多いのではないでしょうか?
しかし台風によって、大事なご自宅が突然被害を受けることも珍しくありません。そこで、台風時に被害を防ぐためのチェックリストを紹介します。
【台風接近前にやっておきたい被害を防ぐためのチェックリスト】
- 水害が及ぶことを防ぐために、排水溝や側溝などを掃除して水はけを良くする
- 庭にある強風で飛ばされそうなものは全て室内に取り込む
- 強風で飛ばされないように網戸や窓を固定しておく
- すべての窓に鍵をかけて破損や落下することを防ぐ
- シャッターがあればおろしておく
- 停電が生じた場合の非常灯や懐中電灯などを用意しておく
台風シーズン中に外壁塗装をしても問題ない?
結論から言うと、台風シーズン中に外壁塗装の依頼をしても問題ありません。
基本的に台風はお住まいの地域に接近するタイミングが、ある程度予想できます。
万が一外壁塗装の工事期間中に台風が接近したとしても、業者がしっかり対策してくれるので安心です。
ただし作業の中断によって工事が遅れてしまう可能性は否定できません。またご自宅の家屋の外壁や屋根部分に問題がある場合、台風が来てしまうと雨漏りが生じてしまう可能性もあります。
そのため外壁塗装を検討している場合、台風シーズン中前に工事を終えてしまうのがおすすめです。
外壁塗装するなら台風シーズン前がおすすめ!早めに見積もり依頼しよう
台風シーズンになると、大慌てで台風対策をするため外壁塗装を依頼するご家庭も増えるので、費用の相場があがり予約もとりづらくなります。
できるだけお得な価格で外壁塗装をしたいと思っているのであれば、台風シーズン前に外壁塗装専門業者へ依頼しましょう。
弊社ルーフカベドクターでは、 プロの診断士による無料建物・雨漏り診断を行っています。
お住まいの環境や家屋の形状によって、診断の結果から最適の塗料をご提案するので、外壁塗装が初めての方でも安心してください。
またルーフカベドクターでは、どこよりもお得な価格で外壁塗装工事を提供しています。
台風対策のために外壁塗装を検討している方は、まず1度お気軽にお問い合わせください。
川越市のルーフカベドクターでは無料建物診断・雨漏り診断を実施中
台風によって建物に重大な被害が及ぶのを防ぐためには、常日頃から定期的にメンテナンスを行う必要があります。
しかし外壁塗装や屋根塗装の場合、普段利用する機会がほとんどないので、その重要性や価格相場について正確に知っている人はほとんどいません。
大切なご自宅を守るためにも、定期的に建物や雨漏り診断をしてみてはいかがでしょうか?
川越市のルーフカベドクターでは、無料建物診断・雨漏り診断を承っています。プロの診断士が現場に赴いて調査を行うので、ご自宅に本当に工事が必要かどうか分かるのはもちろんのこと、適切な見積りも作成できます。
「信頼できる業者に工事を任せたい」とお考えの方は、ぜひ1度ルーフカベドクターへお気軽にお問い合わせください。