外壁塗装の高圧洗浄で起こるトラブルとは?対処法や業者選びのポイントも解説
2022.09.27 (Tue) 更新
外壁塗装をする際に、必要になる高圧洗浄。室内への水の浸入や騒音などのトラブルが起こることもあるため、事前の対策が大切です。
そこで本記事では、外壁塗装の高圧洗浄で起こりがちなトラブルについて下記のポイントを中心に解説しています。
- 外壁塗装に高圧洗浄が必要な理由
- トラブル事例と対処法
- トラブルを未然に防ぐ方法
- 業者選びのポイント
「外壁塗装を検討しているけれどトラブルは避けたい」とお考えの方は参考にしてください。
もくじ
外壁塗装に高圧洗浄が必要な理由
高圧洗浄は、外壁に付着したコケやホコリ、古くなった塗膜などの汚れを除去し、新しい塗膜の密着をよくするために行われます。十分に汚れが落ちていないと塗りムラができたり、塗膜がすぐに剥がれてしまったりと施工不良につながります。
外壁塗装をきれいに仕上げて、塗料本来の耐久性を発揮させるためにも、高圧洗浄は必要な工程といえます。
外壁塗装の高圧洗浄によるトラブル事例と対処法
外壁塗装の高圧洗浄で起こりがちなトラブルと対処法をまとめました。事例をしっかりおさえて、トラブルに巻き込まれないよう注意しましょう。
高圧洗浄時に室内に水が浸入した
高圧洗浄の際に一番多いのが、水が室内に浸入してしまうトラブルです。主な原因は下記の2点です。
1.窓や鍵を閉め忘れた場合(施主側の原因)
高圧洗浄では強い水圧で洗浄を行うため、窓や扉の閉め忘れがあるとそこから水が入り込んでしまいます。また、換気扇の消し忘れで水が浸入してしまうこともよくあるパターンです。
2.水圧調整ミスによる場合(業者側の原因)
水の浸入は作業者の技術不足によって起こることもあります。高圧洗浄は、外壁の劣化状態や場所に応じて適切に水圧を調整しなければなりません。
サッシ周りや大きなクラック(ひび割れ)が入っている部分など、高圧洗浄をする場所を考慮せずに作業を行うと、室内に水が浸入する原因となります。
- 対処法
万が一室内に水が侵入したときは、すぐに施工業者に報告してください。作業を一旦止めてもらい、適切な処置をしたうえで作業を再開してもらいましょう。
騒音や水の飛散で近隣住民からクレームがきた
高圧洗浄では専用の器械を使用するため、大きなエンジン音が出ることも珍しくありません。水が噴き出す音や壁に当たる洗浄音も起こります。
また風が強い日は水が飛散してしまうこともあり「洗濯物が干せない」といったクレームにつながることも。
- 対処法
もし近隣住民からクレームがきたら、すぐに謝罪と説明に伺いましょう。何もしなければ関係はこじれる一方です。
本来であれば、工事前にあいさつ回りを行い、工事内容やスケジュールを伝えておくのが理想です。
外壁の汚れが残ってしまった
高圧洗浄の水圧不足や作業者の技術不足によって、外壁の汚れが十分に取り切れないことがあります。汚れや古い塗膜が残っていると、塗装の仕上がりにも悪影響が及びます。
- 対処法
高圧洗浄が終わっても外壁の汚れが十分に落ちていないと感じた場合は、業者に確認しましょう。塗膜の浮きや剥がれが残っている場合は、手作業で除去する必要があります。
外壁塗装の高圧洗浄によるトラブルを未然に防ぐ方法
前章までは起こってしまったトラブルと対処法を紹介してきましたが、ここからはトラブルを未然に防ぐ方法を3つお伝えします。
近隣に事前にあいさつを済ませておく
トラブルを避けるために、工事10日~1週間前までにあいさつ回りを行いましょう。工事内容やスケジュールだけでなく、騒音や水が飛散する可能性も伝えておくことが大切です。
外壁塗装による影響は、思っているよりも広範囲に及びます。家が密集している住宅地の場合は、3軒隣まであいさつをしておくとよいでしょう。
事前に窓閉めや換気扇を切っておく
高圧洗浄の当日は、窓の閉め忘れや換気扇の切り忘れがないかをしっかり確認しましょう。スライド式の窓の場合は、鍵が閉まっていないと水圧で窓が空いてしまうこともあるため、鍵までしっかり閉めるよう注意してください。
また、壁についている換気口が閉められるタイプであれば、念のため閉めておくことをおすすめします。
優良業者を選ぶ
技術力の高い優良業者を選べば、トラブルのリスクを低減できます。
高圧洗浄は、外壁の状態や場所によって水圧を細かく調整をする必要があり、技術が求められる施工です。建物や外壁の構造を熟知する職人であれば、家の状態に応じた適切な高圧洗浄が行なえます。
外壁塗装の高圧洗浄は専門業者に依頼を
高圧洗浄を自分ですれば安上がりになるのでは?と思う人もいるでしょう。しかし、高圧洗浄を自分でするのはおすすめしません。
知識のない人が高圧洗浄をすると、十分に汚れが取り切れないだけでなく、外壁を傷つけてしまうおそれがあります。
また外壁の高圧洗浄には足場も必要です。転落のリスクもあるため、脚立やはしごを使っての作業は避けましょう。
高圧洗浄は塗装の仕上がりを左右する重要な工程です。隅々まできれいに洗浄し、外壁塗装をトラブルなく済ますには、実績の豊富な専門業者に依頼するのが確実です。
外壁塗装を高圧洗浄する際の業者選びのポイント
外壁工事業者には悪質な業者も存在するので、業者選びを怠ってはいけません。
ここからは、業者選びのポイントを3つ紹介します。
1.実績が豊富か
できるだけ施工実績の多い業者を選ぶことをおすすめします。経験豊富な業者であれば、十分なノウハウが蓄積されているので、外壁の状態にあった洗浄方法や薬剤を提案してくれます。
施工実績が多いということは、それだけお客様から信頼されている証です。気になる業者があれば、ホームページで施工事例や創業年数をチェックしてみましょう。
2.点検時の対応は丁寧か
点検時の対応が丁寧かどうかも確認しておきたいポイントです。
高圧洗浄では、外壁の状態に合わせて洗浄方法や薬剤を決定していきます。点検時の説明が雑だったり、質問に対しての回答があいまいだったりすると、安心して任せられません。
わからないことや不安な点を質問し、しっかり対応してくれる業者を選びましょう。
3.複数の業者に見積りをとる
面倒だからといって1社しか見積りをとらないのはおすすめしません。後悔のない業者選びをするには、複数の業者に見積りをとることが必須です。
複数の業者に見積りをとることで、工事の適正価格がつかめるようになり、各社の対応やサービスの違いも比較できます。
手間と時間はかかりますが、2~3社ほど見積りをとるようにしましょう。
外壁塗装の高圧洗浄なら川越市のルーフカベドクターにお任せ!
高圧洗浄時には、水の浸入や近隣住民からのクレームなど、さまざまなトラブルのリスクがあります。
「窓の閉め忘れがないかを確認する」「事前に近隣住民へあいさつ回りを行う」ことも大切ですが、トラブルを未然に防ぐ一番の方法は、実績の豊富な専門業者に依頼することです。
ルーフカベドクターは、地域密着型の外壁・屋根塗装専門業者です。埼玉県川越市エリアを中心に、45年にわたり数多くの工事を手掛けてきました。
高圧洗浄を含め、施工実績は7,000件以上。経験豊富な職人たちが、お客様に満足していただける塗装工事をお届けします。
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