30坪住宅の外壁塗装にかかる費用相場はいくら?安く抑える方法も解説!
2022.10.21 (Fri) 更新
外壁塗装によるメンテナンスは、一般的に10年に一度の周期で必要になるといわれています。1回の施工でどのぐらい費用をみておけばよいか気になる人も多いでしょう。
そこで本記事では、一般的な広さである30坪住宅の外壁塗装について下記のポイントを中心に解説します。
- 30坪住宅の外壁塗装にかかる費用相場
- 外壁塗装工事の流れと施工単価の相場
- 外壁塗装を安く抑える方法
- 信頼できる外壁塗装業者の選び方
「そろそろ外壁塗装を考えている」「おおよその相場が知りたい」という方は参考にしてください。
もくじ
30坪住宅の外壁塗装にかかる費用相場
まずは「外壁塗装のみの場合」「屋根を含む場合」「外壁・屋根塗装+付帯部分の修繕を行う場合」と、3つのケースの費用相場をお伝えします。
外壁塗装のみの場合
外壁塗装のみを行ったの場合の費用相場は60~90万円です。100万円を超えることはほとんどないでしょう。
外壁・屋根を塗装する場合
外壁だけでなく、屋根も塗り替える場合は80〜120万円が相場になります。外壁塗装のみと比べて、20~30万円ほどプラスされるイメージです。
外壁・屋根塗装+付帯部分の修繕を行う場合
バルコニーの防水工事や雨樋の補修など付帯部分の工事などもあわせて行う場合は、約150万円をみておきましょう。
外壁塗装工事の流れと施工単価の費用相場
外壁塗装工事には、塗装の作業のほかにも、足場の設置や下地処理などさまざまな工程があります。
ここからは、外壁塗装工事の工程に沿って各工事の費用相場を解説します。
工程 |
相場 |
1.足場の設置 |
13~17万円 |
2.高圧洗浄 |
2~3万円 |
3.下地調整・補修 |
10~12万円 |
4.養生 |
4~6万円 |
5.塗装 |
20~60万円 |
1.足場の設置
30坪住宅の費用相場:13~17万円
安全かつ確実に作業をするためにも足場の設置は必須です。一般的に工事費用の15~25%を占めるといわれています。
2.高圧洗浄
30坪住宅の費用相場:2~3万円
コケやカビ、ほこりなど外壁についた汚れを専用の高圧洗浄機で洗い流します。塗装面をきれいにすることで、塗料の密着をよくするために行なわれます。
3.下地調整・補修
30坪住宅の費用相場:10~12万円
外壁の劣化状況に応じて、ひび割れの補修やケレン(鉄部のサビ取り)作業、シーリング(外壁のボートとボードのつなぎ目)の充填など、補修を行います。
4.養生
30坪住宅の費用相場:4~6万円
養生とは、窓やドア、室外機などに塗料がつかないようビニールで保護する作業です。
5.塗装
30坪住宅の費用相場:20~60万円
外壁塗装工事のなかで、金額に差が出るのが塗料の種類です。
塗料の種類は下記7種類があります。それぞれの費用相場と耐用年数は以下を参考にしてください。
施工費用/㎡ |
30坪住宅の費用相場 |
耐用年数 |
|
アクリル |
1,500~1,800円 |
18~21万円 |
6~8年 |
ウレタン |
1,700~2,200円 |
20~26万円 |
7~10年 |
シリコン |
2,300~3,000円 |
27~36万円 |
10~13年 |
ラジカル |
2,500~3,000円 |
30~36万円 |
10〜15年 |
フッ素 |
3,800~4,800円 |
45~57万円 |
15~20年 |
遮熱・断熱 |
3,000~4,500円 |
36~53万円 |
10~15年 |
光触媒 |
4,200~5,000円 |
50~60万円 |
10〜20年 |
無機 |
4,500~5,500円 |
53~65万円 |
20~25年 |
金額が上がるほど耐久性や機能性が高くなるため、目的や予算に応じて選びましょう。
外壁塗装を安く抑える方法
外壁塗装によるメンテナンスは、定期的に必要になります。そのため、少しでも安く抑えたいと思う人は多いでしょう。
ここからは、外壁塗装を安く抑える方法をお伝えします。
相見積もりを取る
1社だけでなく複数の業者に見積もりを取ってください。同じ条件で、複数の業者に見積もりを取り価格を比較することで、相場が掴みやすくなります。
業者の対応や保証内容の違いがわかるため、より納得感を持って業者を選べるのも利点です。多すぎても比較するのが大変になるので、3社を目安にするとよいでしょう。
助成金や補助金を利用する
自治体によっては、リフォームに関する助成金や補助金制度が用意されているところもあります。できるだけ安く抑えたい方は、まずお住まいの地域の制度を調べてみるとよいでしょう。
火災保険を利用する
火災保険は火災だけでなく、強風や雷などの自然災害による損害にも使えることがあります。たとえば「台風によって飛来物で外壁に傷がついた」などのケースで適用されます。
損害が発生してから3年以内であれば申請できるため、現在加入している保険内容をチェックしてみましょう。
足場が必要な工事は同時に行う
外壁塗装の費用を抑えたい方は、屋根や雨樋などの工事を同時に行うのがおすすめです。足場費用が1度で済むため、分けて工事するよりもお得になります。
外壁塗装を行う際の注意点
外壁塗装を行う際は以下の2点に注意しましょう。
- 外壁の状態によっては高くなることもある
- 相場とかけ離れている見積もりには要注意
外壁の状態によっては高くなることもある
外壁の劣化がひどく補修箇所が多くなる場合は、相場よりも高くなる可能性が高いです。たとえば、外壁材に多数のひびが入っていたり、屋根材の劣化がひどかったりすると、そのぶん補修の費用が発生します。
劣化が進んでいるほど補修費用がかかってしまうため、定期的にメンテナンスを受けることが大切です。
相場とかけ離れている見積もりには要注意
30坪住宅の外壁塗装の相場は60~90万円ですが、見積もりが安すぎたり高すぎたりする場合には注意が必要です。無駄なオプションが含まれていないか、不明瞭なところがないかをしっかりチェックしてください。
見積もりの金額があまりにも相場とかけ離れている場合は、悪徳業者を疑いましょう。
信頼できる外壁塗装業者の選び方
外壁塗装は一部の悪徳業者によるトラブルも多く報告されています。以下の3つのポイントをおさえて、優良業者を選ぶようにしましょう。
- 外壁塗装を専門にしているか
- 地域密着型の塗装業者かどうか
- 自社施工をしているか
1.外壁塗装を専門にしているか
依頼先としておすすめなのは「外壁塗装の専門業者」です。
専門業者であれば塗装の知識や実績が豊富なため、高い品質の施工を期待できます。塗料のグレードや工法なども柔軟に対応してもらえるでしょう。
2.地域密着型の塗装業者かどうか
地域密着型の業者であれば、その土地の気候にあった最適なプランを提案してくれます。
またその地域の自治体の補助金制度にも詳しいため、安く抑えたい方にとっても頼りになるはずです。
3.自社施工をしているか
職人を抱えており、自社施工ができる業者を選ぶのも大切なポイントです。中間マージンが発生しないぶん、工事費用を安く抑えられます。
また職人とのコミュニケーションも取りやすくなるため、細かい要望やニュアンスが伝えやすいのも利点です。
外壁塗装ならルーフカベドクターにお任せ!
30坪住宅の外壁塗装の費用相場は、外壁塗装のみの場合で60~90万円、屋根を含めた場合は80〜120万円が目安となります。
費用を安く抑えるためには、相見積もりを取って工事の相場を掴むことが大切です。また自治体の補助金制度や火災保険などもうまく活用しましょう。
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