屋根修理の見積書でチェックしたい6つのポイント!費用相場も解説
2023.01.23 (Mon) 更新
屋根修理は頻繁に行う工事ではないので、失敗は避けたいもの。しかし、いざ見積もりをとってみても「金額が妥当かどうかわからない」「具体的にどの項目を確認すればいいの?」と迷ってしまうことは少なくありません。
そこで本記事では、屋根修理の見積書について下記のポイントを中心に解説しています。
- 屋根修理の見積書の依頼先は?
- 屋根修理の見積書でチェックしたい6つのポイント
- 屋根修理で優良業者を見極める方法
- 屋根修理の費用相場
屋根修理費用を安く抑える方法も紹介しているので、屋根修理を検討中の方はぜひ参考にしてくださいね。
もくじ
屋根修理の見積書の依頼先は?
屋根修理の主な依頼先は下記のとおりです。
- ハウスメーカー
- リフォーム業者
- 工務店
- ホームセンターや家電販売店のリフォームコーナー
- 屋根修理の専門業者
ぱっと頭に浮かぶのはハウスメーカーやリフォーム業者かもしれませんが、おすすめは屋根修理の専門業者です。
専門業者は実績が豊富なので、高い品質の仕上がりが期待できます。また中間マージンがかからないため、工事費用を安く抑えられるのもメリットです。
屋根修理の見積書でチェックしたい6つのポイント
業者から見積書をもらったら、下記6つのポイントをチェックしましょう。
- 使用する建材の詳細が記載されているか
- 施工面積や建材の量が正しいか
- 重複している項目がないか
- 大幅な値引きやキャンペーン表記がないか
- 足場代や高圧洗浄が含まれているか
- 契約書を兼ねた見積書には注意
それぞれ詳しく解説します。
1.使用する建材の詳細が記載されているか
屋根材や下地材にはそれぞれ名称や品番があります。建材や塗料のグレードが変わると、耐用年数にも影響するため、見積書の項目には名称や品番、数量・単価まで詳細に記入されているかをチェックしてください。
また、もし一式と書かれている項目があれば注意が必要です。施工内容や製品名が記載されていないと「追加費用を要求される」「低いグレードの塗料を使われる」などトラブルにつながるおそれがあります。
2.施工面積や建材の量が正しいか
屋根面積や建材の量が適切かどうかも見極めることも大事なポイントです。計算方法は業者によって違うため多少の誤差は出てしまうのは仕方ありませんが、10㎡以上数字がずれている場合は、採寸が間違っているおそれがあります。
複数の業者に見積もりを依頼して、数字にずれがないかを確認するとよいでしょう。
3.重複している項目がないか
諸経費や雑費、諸費用など不明瞭な項目が並んでいる場合は多重計上に注意してください。見積書の項目を増やして複雑にすることで、必要以上の金額を上乗せしている可能性があります。
よくわからない項目があるときは、具体的に何の費用に当たるのか、重複していないかなど、業者に確認をとるのを忘れずに。
4.大幅な値引きやキャンペーン表記がないか
キャンペーンやモニター制度など、大幅な値引きがある場合も悪徳業者の可能性を疑いましょう。お得感を演出することで契約を促す悪徳業者の手口の一つです。
別の項目に金額を上乗せさせていたり、手抜き工事をされたりするおそれがあります。大幅な値引きを謳う業者とは契約しないのが無難です。
5.足場代や高圧洗浄が含まれているか
外壁塗装は単に塗装をするだけでなく、足場の設置や高圧洗浄などさまざまな工程が必要です。
見積書をチェックする際は、塗装以外の工程がきちんと含まれているかも確認してください。判断がつかない場合は「見積書に記載されている以外に追加でかかる費用はありますか?」と尋ねてみるとよいでしょう。
6.契約書を兼ねた見積書には注意
見積書と契約書はまったく別の役割をもつ書類ですが、契約書を兼ねた見積書を提示してくる業者も存在しています。とくに高齢者を狙う悪徳業者に多く見られる手口です。
「お客様確認印」のような欄がある見積書には、押印や署名をしないようにしてください。
屋根修理で優良業者を見極める方法
ここからは、屋根修理で優良業者を見極めるポイントを3つお伝えします。
しっかり現地調査を行ってくれるか
住まいの状況に合わせて適切な施工を行うためには、入念な現地調査が重要です。そのため、調査にじっくり時間をかけてくれる業者を選びましょう。
建物のサイズを測るだけ、屋根の上に登らず目視だけで済ます業者は、信頼できるとはいえません。
見積書提出まではスムーズか
見積書提出までの対応も優良業者を見極めるヒントになります。
屋根修理の見積書は一般的に、現地調査から1~2週間ほどで提出してもらえます。断りもなく2週間以上時間がかかっている場合は、優良業者とはいいにくいでしょう。
見積書や工事内容の説明は丁寧か
見積書や工事内容の説明がわかりやすく丁寧な業者は、施工も丁寧であることが多いです。
説明がわかりにくく雑な対応をする業者は、施工の品質も期待できません。業者を選ぶ際は、見積金額だけでなく細部の対応までしっかりチェックすることが大切です。
屋根修理の費用相場
屋根修理には大きく分けて「部分補修」「屋根塗装」「カバー工法」「葺き替え」の4種類があります。ここでは、それぞれの費用相場と補修時期の目安を紹介します。
費用相場 |
補修時期目安 |
|
部分補修 |
1~5万円 |
築10年 |
屋根塗装 |
30~80万円 |
築8~10年 |
カバー工法 |
80~130万円 |
築20~35年 |
葺き替え |
100~200万 |
築35年~ |
部分補修
費用相場:1~5万円
ひび割れの補修や屋根材の一部交換といった部分的な補修で済む場合は、1~5万円が目安です。ただし、足場が必要な場合は別途10~20万円の追加費用がかかることもあります。
屋根塗装
費用相場:30~80万円
色あせやカビやコケなど劣化が広範囲に及んでいる場合には、塗装によるメンテナンスを行います。塗料のグレードにもよりますが、塗り替え頻度は10年に1回が目安です。
屋根塗装は単に美観をよみがえらせるだけでなく、紫外線や雨風といった外部のダメージから建物を守るという役割もあります。
カバー工法
費用相場:80~130万円
カバー工法とは、既存の屋根に新しい屋根を設置する工法を指します。既存の屋根を撤去しないため、葺き替えに比べて工期が短く費用が抑えられるのが特徴です。
ただし、屋根の劣化が激しい場合や、屋根材の種類によってはカバー工法が向かない場合もあります。
葺き替え
費用相場:100~200万
葺き替えとは、既存の屋根を撤去して新しい屋根を設置する工法です。既存の屋根を撤去する分、大がかりな工事となりコストはかかりますが、屋根全体が新品同様に生まれ変わります。
築35年以上経っている場合や、屋根の劣化が激しい場合は、葺き替えが適しています。
屋根修理の費用を安く抑える方法
施工内容によっては大きな金額が必要になる屋根修理。少しでも費用を抑えたいと考える方は多いでしょう。
ここでは、屋根修理の費用を安く抑える方法を4つ紹介します。
- 火災保険を利用する
- 助成金制度を利用する
- 閑散期に修理をする
- 相見積もりをとる
火災保険を利用する
火災保険は、自然災害による被害にも適用される場合があります。たとえば「雪の重みで屋根が破損した」「台風による飛来物で瓦が割れた」などのケースでは、火災保険を受け取れる可能性があります。まずは現在加入している火災保険の契約内容を確認してみましょう。
助成金制度を利用する
屋根の修理に利用できる助成金制度を設けている自治体もあります。金額は自治体によって異なりますが、10~30万円ほどの助成を受けられるケースが多いです。
助成金を受け取るには「税金を納めていること」「着工前に申請すること」などさまざまな条件がありますので、お住まいの制度をチェックしてみてください。
閑散期に修理をする
冬は閑散期となるため、屋根修理にかかる費用を値引きしてもらいやすいです。業者によってはお得なキャンペーンを実施していることもあるので、グレードの高い建材や塗料を使用したい場合は、冬の季節が狙い目です。
また春や秋に比べて施工数が減るため、人気の業者でもスケジュールがおさえやすいメリットもあります。
相見積もりをとる
外壁塗装では複数の業者に見積もりをとるのが基本です。1社だけで見積もりを済ませてしまうと価格の妥当性が判断できないため、相場よりも高い金額を払ってしまっても気づけません。
業者が多くても手間と時間がかかりすぎるため、3社ほどを目安に見積もりを依頼しましょう。
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ルーフカベドクターは、川越市エリアを中心とした屋根・外壁塗装の専門業者です。
これまでの施工実績は7,000件以上にものぼり、塗装だけでなく、カバー工法や屋根材の交換など屋根修理の実績も豊富です。
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