外壁塗装に使えるお金がないときの対処法6選!やりがちなNG行為も解説
2023.01.23 (Mon) 更新
外壁塗装は10年に1回必要なメンテナンスといわれています。しかし、まとまった金額が必要になるため「お金がないときはどうすればいいの?」と悩む方は多いでしょう。
そこで本記事では、外壁塗装に使えるお金がないときの対処法について下記のポイントを中心に解説しています。
- 外壁塗装の費用相場
- 外壁塗装に使えるお金がないときの対処法6選
- やりがちなNG行為
信頼できる業者の選び方も紹介しているので、外壁塗装を検討中の方はぜひ参考にしてください。
もくじ
外壁塗装の費用相場
外壁塗装にかかる費用相場は一般的な戸建て住宅の場合で、60~90万円ほどです。なお屋根塗装も同時に行う場合は、追加で20~30万ほど必要です。
外壁塗装の費用は、主に使用する塗料のグレードによって異なります。グレードの高い塗料ほど機能性や耐久性に優れ、金額も高くなる傾向にあります。
下記に塗料別の施工費用と耐用年数をまとめましたので参考にしてください。
施工費用/㎡ |
耐用年数 |
|
アクリル |
1,500~1,800円 |
6~8年 |
ウレタン |
1,700~2,200円 |
7~10年 |
シリコン |
2,300~3,000円 |
10~13年 |
フッ素 |
3,800~4,800円 |
15~20年 |
無機 |
4,500~5,500円 |
20~25年 |
塗料の種類のほか、外壁の劣化状況や家の大きさなどによって金額が変わるため、詳細な見積もりを確認したい場合は業者に見積もりを依頼しましょう。
外壁塗装に使えるお金がないときの対処法6選
外壁塗装に使えるお金がないときは、下記6つの対処法を試してみてください。
- 火災保険を使う
- 補助金・助成金制度を利用する
- 人気のシーズンを避ける
- 相見積もりをとって比較する
- ローンを利用する
- 外壁と屋根を同時に塗装する
1.火災保険を使う
火災保険は、自然災害による建物や家財の損害に備える保険です。条件を満たせば、火災だけでなく、台風や雪、雷といった自然災害による損害にも適用されます。
たとえば「台風による飛来物で外壁が傷ついた」「雪の重みにより雨どいが壊れた」などのケースでは、火災保険が下りる可能性があります。
火災保険の種類によって補償できる範囲が異なりますので、現在加入している火災保険の契約内容をチェックしてみましょう。
2.補助金・助成金制度を利用する
自治体によっては外壁塗装に利用できる補助金・助成金制度を用意しているところもあります。金額は自治体によって違いますが、1回の工事につき10~20万円ほどの補助を受けられることが多いです。
制度を利用するにはさまざまな条件があるので、お住まいの地域の担当課に確認してみるとよいでしょう。
3.人気のシーズンを避ける
春や秋など人気のシーズンを避けることも、外壁塗装費用の節約に効果的です。梅雨や冬など閑散期となる季節は、春秋に比べて価格交渉がしやすい傾向にあるからです。
閑散期にお得なキャンペーンを行っている業者も多いので、ぜひチェックしてみましょう。
4.相見積もりをとって比較する
外壁塗装では相見積もりが基本です。見積もりを1社だけで済ませてしまうと、高い金額を提示されてもその金額が妥当かどうか判断できません。
複数の業者に見積もりをとることで、工事内容や金額を比較できるため、割安な業者を見つけやすくなります。
5.ローンを利用する
お金がないときは住宅ローンやリフォームローンを利用するのも一つの手。金利が発生するため支払総額は増えますが、手元にまとまった資金がなくても外壁塗装が行えるのが利点です。
適切なタイミングでメンテナンスをすることで劣化が進むのを防げるため、長い目で見たときのトータルコストも抑えられます。
すでに住宅ローンを組んでいる場合は、借入先の金融機関に相談するのがおすすめです。今までの支払い実績を考慮して、金利優遇を受けられる可能性があります。
6.外壁と屋根を同時に塗装する
外壁と屋根は同じタイミングで塗装すると節約になります。足場が必要な工事を同時に行うことで15~20万ほどかかる足場費用が一回で済むため、長期的にみるとコストを抑えられます。
外壁塗装のお金がないときにやりがちなNG行為
お金がないからといって、誤った節約方法をとると逆に損をしてしまう可能性も。ここからはやってはいけないNG行動を5つ紹介します。
- 自分で外壁塗装を行う
- 外壁塗装を先延ばしにする
- 格安業者を選ぶ
- 塗料のグレードを下げ過ぎる
- 業者にしつこく値引きを要求する
自分で外壁塗装を行う
お金がないからといってDIYで外壁塗装を行うのはおすすめしません。塗装には専門の資格も存在し、知識と技術が必要です。一般の方が塗装をすると施工不良を起こして、外壁を傷つけることにもなりかねません。
高所作業には転落するリスクもあるため、外壁塗装は業者に依頼するのが安全です。
外壁塗装を先延ばしにする
外壁塗装を先延ばしにすると、その分塗膜やコーキングなどの劣化は進みます。劣化が進むと建物内に雨水が浸入し、雨漏りやカビなどの二次被害を招く原因に。
被害が大きくなるほど大規模な修繕が必要になるため、かえってコストがかかってしまいます。
格安業者を選ぶ
相場と比べて極端に安い金額を提示してくる業者は、悪徳業者の可能性があります。格安だからという理由で安易に契約するのは避けましょう。
最初の見積金額が安くても、何かと理由をつけて追加で請求されたり、必要な工事を省かれたりなど、トラブルにつながるおそれがあります。
塗料のグレードを下げ過ぎる
塗料のグレードを下げ過ぎてしまうのもおすすめしません。グレードの低い塗料は耐用年数が短く頻繁に塗り替えが必要になるため、高くついてしまうからです。
低グレードに分類されるアクリル塗料は避け、ウレタン・シリコン系を使うのがおすすめです。あと何年住み続けるのか、ライフプランを考慮しつつ機能性と価格のバランスをみて決めるとよいでしょう。
業者にしつこく値引きを要求する
数万円程度であれば価格交渉に応じてくれる業者もありますが、必要以上に値引きを要求するのはNGです。
無理な値引きに応じるには、塗料のグレードを下げたり、手間を削って人件費を削ったりする必要があるため、工事の品質が低下する可能性が高いです。
また過度な値引き要求は工事自体を断られてしまうことも。価格交渉は常識の範囲内で行いましょう。
信頼できる業者の選び方
最後に、信頼できる業者を選ぶポイントを3つ紹介します。
現地診断・調査を丁寧にやってくれるか
見積作成時の現地診断・調査を丁寧に行ってくれるかも大事なポイントです。住宅によって形状や劣化状況がそれぞれ異なるため、正確な見積もりを作成するには丁寧な調査が欠かせません。
30分もかけない簡単な現地調査では見落としがある可能性も高いです。現地調査にはしっかり時間をかけてくれる外壁塗装業者を選びましょう。
見積書に詳細が記載されているか
塗料や補修材にはそれぞれ名称・品番があります。塗料のグレードは耐用年数にかかわってくるため、メーカーや品番など詳細がしっかり記載されているかをチェックしましょう。
「外壁塗装一式・・・〇〇〇円」というような曖昧な表記には要注意。何がどこまで見積書に含まれるか分からないため、トラブルになりやすいです。
保証やアフターメンテナンスが手厚いか
外壁塗装は施工して終わりではありません。工事内容や金額だけでなく、保証やアフターメンテナンスの内容も必ずチェックしましょう。もしものときに備えた制度が整っている業者であれば、万が一のときも安心です。
何年保証がつくのか、点検は何年ごとに何回あるのかなど、書面にて確認しておくことをおすすめします。
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