【外壁塗装】塗料の種類(シリコン・無機・フッ素)を徹底比較!川越市での選び方ガイド
2025.08.17 (Sun) 更新
こんにちは!ルーフカベドクターに事務員のヨコカワです!
外壁塗装を検討している方からよくいただくご相談が、
「塗料っていろいろあるけど、結局どれがいいの?」という質問です。
塗料選びは、見た目だけでなく耐久性やコストにも大きく関わります。
この記事では、外壁塗装で人気の シリコン塗料・無機塗料・フッ素塗料 の特徴を比較し、川越市での外壁塗装に適した選び方を解説します。
もくじ
1. 塗料の種類と特徴
外壁塗装に使われる塗料には様々な種類がありますが、現在主流なのは以下の3つです。
(1)シリコン塗料
-
耐用年数:10〜13年程度
-
価格相場:2,500〜3,500円/㎡
-
特徴:耐久性・価格のバランスが良く、最も一般的に使用されている塗料。
-
メリット
-
コストパフォーマンスに優れる
-
耐候性が高く、紫外線や雨に強い
-
色や艶のバリエーションが豊富
-
-
デメリット
-
無機やフッ素に比べると耐用年数はやや短め
-
長期的なメンテナンスコストは少し高くなる
-
(2)無機塗料
-
耐用年数:15〜20年程度
-
価格相場:4,000〜5,500円/㎡
-
特徴:ガラスや石などの無機成分を配合し、非常に高い耐候性を誇る。
-
メリット
-
紫外線に強く、色褪せしにくい
-
カビ・コケが発生しにくい
-
メンテナンス回数を減らせる
-
-
デメリット
-
初期費用が高い
-
職人の施工技術によって仕上がり差が出やすい
-
(3)フッ素塗料
-
耐用年数:15〜20年程度(場合によっては25年近く持つことも)
-
価格相場:4,500〜6,000円/㎡
-
特徴:高級塗料として知られ、官公庁の建物や大型施設にも採用されるほどの耐久性。
-
メリット
-
紫外線・酸性雨・塩害に非常に強い
-
艶持ちが良く、美観を長期間維持
-
再塗装までの期間が長く、メンテナンスコスト削減
-
-
デメリット
-
初期費用が最も高い
-
弾性が低く、外壁のひび割れ追従性は劣る場合がある
-
2. 比較表でわかる3種類の違い
種類 | 耐用年数 | 価格相場(㎡) | メリット | デメリット | おすすめ度 |
---|---|---|---|---|---|
シリコン | 10〜13年 | 2,500〜3,500円 | コスパ良し・色豊富 | 長期耐久性は劣る | ★★★★☆ |
無機 | 15〜20年 | 4,000〜5,500円 | 色褪せしにくい・高耐久 | 初期費用高め | ★★★★★ |
フッ素 | 15〜20年超 | 4,500〜6,000円 | 最高の耐候性・美観維持 | 価格が高い | ★★★★★(長期居住向け) |
3. 川越市での外壁塗料選びのポイント
川越市は、夏は湿気が多く冬は冷え込む寒暖差のある地域です。さらに、雨量も比較的多く、カビやコケの発生リスクがあります。
この地域特性を踏まえると…
-
長く住む予定がある方
→ 無機塗料またはフッ素塗料がオススメ。再塗装の回数を減らせるので長期的に経済的。 -
初期費用を抑えたい方
→ シリコン塗料が適正。耐久性と価格のバランスが良く、初めての塗装に向く。 -
外観を長く美しく保ちたい方
→ フッ素塗料が適正。艶や発色が長持ちするため、美観を重視する場合に最適。
4. メンテナンス回数で考えるコストシミュレーション
例:外壁面積150㎡の住宅で計算(足場・その他諸経費除く)
-
シリコン塗料(耐用12年)
→ 1回あたり 約45万円 × 24年間で2回 = 約90万円 -
無機塗料(耐用18年)
→ 1回あたり 約75万円 × 24年間で1回半 = 約112万円 -
フッ素塗料(耐用20年)
→ 1回あたり 約82万円 × 24年間で1回 = 約82万円
→ 長期で見ると、フッ素や無機は初期費用が高くても回数が減る分お得になる場合がある。
5. まとめ
-
シリコン塗料:価格と性能のバランスが良く、初めての塗装におすすめ。
-
無機塗料:長期耐久性と防汚性に優れ、カビ・コケ対策にも◎。
-
フッ素塗料:最高級の耐久性と美観保持力。長く住む家には投資価値あり。
川越市で外壁塗装をする場合は、「予算」だけでなく「どのくらいの期間、美しい外壁を保ちたいか」を基準に塗料を選ぶのが失敗しないコツです。
ルーフカベドクターでは、川越市での豊富な施工実績をもとに、お客様の住まいに最適な塗装プランをご提案しています。無料診断も行っておりますので、まずはお気軽にお問い合わせください。