外壁塗装の工程をくわしく解説!日数は?近所トラブル予防策はある?
2021.09.02 (Thu) 更新
そろそろ家を建ててから10年。そろそろ外壁塗装をしようと考えている方も多いでしょう。外壁塗装期間は洗濯物を外に出しにくいなど、気を付けることがあります。外壁塗装にどれくらい時間がかかるのだろうと気になりますよね。
今回は、外壁塗装にかかる日数や具体的な工程を解説しています。近所トラブルを避けるための対策についてもまとめたので、ぜひご参照ください。
もくじ
外壁塗装の工程
外壁塗装の工程について、詳しく解説していきます。
ご近所へのあいさつまわり
外壁塗装では、騒音が出ることや、塗料の特殊なニオイもします。
近所に音やニオイなどが出ること、職人が頻繁に出入りすることを伝える意味で、工事前に近所へあいさつまわりをすることが多いです。
※近隣挨拶は大切なマナーなのでルーフカベドクターで入念に対応しております。
足場組み
外壁塗装をするには足場を組む必要があります。
この時足場を組むにあたり、ハンマーで叩くため音が発生します。
足場の組み立ては職人2~3人でだいたい1日かからないくらいです。何日も続いてカンカンと音がでるわけではないのでご安心ください。
高圧洗浄
外壁には小さなゴミやホコリ、砂などがついています。そのまま外壁塗装をすると汚れの上に塗料をぬることに…。
まずは汚れを落とす必要があるのです。そこで高圧洗浄をします。高い負荷をかけた水を勢いよくジャーっとかけて外壁の表面をきれいにします。
洗浄は最終的な塗装仕上がりに大きく影響する大切な仕事です。
養生
外壁塗装で使用する塗料が付かないように養生(ようじょう)をします。汚れ防止のためだけでなく、破損予防のためでもあります。具体的には養生シート(ビニールシート)を玄関扉に張り付けたり、庭木を覆ったりします。
下塗り
足場組みや養生を終え、下準備が完了したらすぐにメインの塗料を塗るわけではありません。下塗りという作業を行います。
さび止めとなる下塗りや、ひび割れに強くなる強化剤を下塗りとして塗るのです。この工程を行うことで、外壁塗装がよりよい仕上がりになります。
中塗り
下塗りが完了すると、仕上げの塗料を2回塗るのが一般的です。
1回めを中塗りと呼び、2回めを上塗りと呼びます。
塗料の種類によっては、施工説明書に塗布回数が書かれているため、それに従って業者が塗料を塗ります。
上塗り
1回めの塗料が乾いたら、2回めの塗料を塗ります。
最終検査
施工塗装業者による点検が行われます。塗り残しがないか、ムラがないか、きちんと発色しているか、など依頼内容どおりの仕上がりになっているか確認をします。
その後、施主様に点検を求められますので、確認をしてください。このとき、気になる箇所や疑問点があれば、業者に確認をしましょう。
「直接業者に言いにくい…あとで言おうかな」と考える方もいらっしゃるかもしれませんが、足場を取り壊したあとになると塗り直しが面倒になります。
万が一修正を希望する場合は、早めに業者に伝えることをおすすめします。
足場解体
仕上がりに問題がない場合は、足場を解体します。足場解体ではある程度音が出ます。作業は1日かからない程度です。最後に清掃をして終了となります。
引き渡し
問題なく外壁塗装が完了したら依頼人に引き渡しをします。
外壁塗装の工程日数
外壁塗装にかかる日数はだいたい10日から14日です。
業者選びをする際は、工程日数が平均的な業者をおすすめします。短すぎる日数を提示する業者は、手際がよい可能性もありますが、手抜き工事をされる可能性もあるかもしれません。
事前の相談では見積もりだけでなく、作業日数についても確認しましょう。
外壁塗装の工程が早まる場合と遅れる場合
すでにご紹介したように外壁工事にかかる日数はだいたい10日から14日ですが、この日数は前後することがあります。早まる理由と遅れる理由を見てみましょう。
外壁塗装の工程が早まる理由
外壁塗装の工程が省略されることはありませんが、状況によってはかかる日数が短くなることがあります。
【天候】
晴れていれば外壁塗装工事が進みます。
【職人の人数】
職人2人で作業をするよりも3人で作業をした方が作業ははかどります。数が多い場合はそれだけ工程が早まるでしょう。
h3外壁塗装の工程が遅れる理由
【天候】
工期が早まる理由でも天候を挙げましたが、天候次第では作業が遅れるも…。雨や雪が続けば、外壁塗装作業は基本できません。
雨や雪の日数だけ作業ができなくなり、予定より遅くなるでしょう。梅雨や秋の長雨の時期、台風が多い時期は遅れがちになります。
また強風のなかでの作業も遅延の可能性があります。ホコリが付着し仕上がりが悪くなるため、風が強い日は作業をしないことが多いです。
【職人の人数】
職人が少なければその分ひとりあたりの作業が多くなり、作業が伸びてしまいます。繁忙期で職人が他の現場に行っている場合は職人の数が少なくなりやすいのです。
【近隣トラブル】
外壁塗装で近隣トラブルが発生することも往々にしてあります。
足場を組むときのハンマーの音、塗料のニオイ、車や植物など近隣住民の所有物に塗料が付着してしまった、などです。近隣からクレームが入ることで外壁塗装作業が中断して、終了が予定より遅くなることがあります。
外壁塗装の工程でのトラブル予防策
外壁塗装では、トラブルが出ると作業が一時ストップして予定よりも遅くなることがあります。
戸建て住宅だと近隣との付き合いは数十年続くことが多いため、なるべくトラブルは起こしたくないですよね。トラブルになると作業も伸びてしまいます…。
そこで外壁塗装で生じるトラブルを回避する方法をご紹介します。
近所への挨拶は入念にしておく
外壁塗装業者が近所へのあいさつまわりをしてくれることが多いですが、ぜひみなさんでも行っておきましょう。
「これから外壁塗装をします、宜しくお願いします」といったあいさつだけでなく、次のことをきちんと説明しておくことをおすすめします。
- 塗料のニオイ
- 騒音
- 車の出入り
- 職人の出入り
塗料のニオイは独特です。人によってはニオイを嗅いで頭が痛くなることもあるかもしれません。洗濯物にニオイが付いてしまうこともあり得ます。
また外壁塗装のために足場を組む際は、カンカン!というハンマーの音が出てこれをうるさいと思う方もいるのです。
業者の車が駐車することもあり、近隣宅の車の出入りが困難になることもあり得るでしょう。
外壁塗装をするには複数人の職人が出入りしますので、ある程度の話し声は避けられません。
これらのことを近隣住民に事前に説明することで、近隣トラブル予防になります。必要に応じてお菓子などを持参し、外壁塗装作業の説明をして理解を得ておきましょう。
外壁塗装業者に近所に塗料や水がはねないよう気を付けてもらう
あいさつまわりだけでなく、外壁塗装業者に近隣宅に塗料や水がはねないよう注意をするように伝えておくのもよいでしょう。
業者側も気を付けてくれてはいますが、依頼人から改めて伝えられることで、より一層注意を払ってくれるはずです。
外壁塗装の工程にかかる日数は10日から14日です。あいさつまわりから始まり、足場を組み、養生をして下準備をします。その後、下塗り、中塗り、上塗りを経て、最終検査をして問題がなければ完了です。足場を解体して引き渡しとなります。
天候や作業員の人数によっては、作業にかかる日数が前後します。近隣トラブルが発生すると作業が一時中断する可能性も。なるべく近隣トラブルに繋がらないためにも、あいさつまわりなどをしっかりとしておきましょう。
外壁塗装は内装などのリフォームとは少し異なり、近隣への配慮が非常に重要です。弊社ルーフカベドクターではお客様に気持ちよくお過ごしいただくため、社員教育やマナーを徹底しています。
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