外壁塗装の訪問販売は危険?悪質な営業マンの特徴や対処方法
2021.07.19 (Mon) 更新
川越市の皆様、埼玉県にお住まいの皆様記事を見つけていただきありがとうございます。
ルーフカベドクターの5人子育てガンバルゾー社長の礒辺欣也です。
外壁塗装の訪問販売を受けた方もいるでしょう。中には対応が誠実ではなく、不安を感じている方もいると思います。
結論から申し上げると、外壁塗装の訪問販売は避けるほうが賢明です。本記事では、訪問販売が危険な理由や悪質な営業マンの特徴、その対処方法などを解説します。
もくじ
外壁塗装の訪問販売は危険なのか?
外壁塗装業者は、他業種と比べても訪問販売が多いです。訪問販売のすべてが悪いとは言えませんが、施工技術や保証体制、費用などの側面で外れの可能性は高いといえるでしょう。
なぜなら、一般的に人気や信頼がある外壁塗装会社は、訪問販売しなくてもお客様側からの注文が多いはずだからです。
実績が豊富で、Webサイトの運営に力を入れている塗装会社は、自ら訪問販売する必要はなくなっていくでしょう(念押ししますが、訪問販売会社の全てが悪い訳ではありません)。
そのため、実績豊富で信頼性の高い業者を選びたい場合は、自らインターネットで業者を探し、口コミの調査や、知り合いのツテで評判のよい会社を選ぶほうが賢明です。
悪質な営業マンの特徴
外壁塗装業者で訪問販売する営業マンの中には、お客様の知識不足に漬け込んで、悪質な販売をする人がいます。そのような相手にしてはいけない営業マンの特徴を、6つ紹介します。
1.不安を煽る
とにかくあなたの不安を煽ろうとする営業マンは、悪質だといえます。なぜなら、不安を煽ることで外壁塗装の必要性を説き、不要な工事までやろうとする業者もいるからです。
たとえば「今すぐ外壁塗装しないと、家が倒壊する」「このひび割れ箇所から雨漏りして、柱が腐食します」など、抽象的な不安を煽ってくる営業マンには要注意です。いつの時代も、不安を煽りながら商売する人は、本当にお客様のことを考えていません。
大事なお住まいについて不安を煽られれば、不安になってしまうのも当然です。そうなると冷静な判断ができないので、そのような営業マンは断ってしまいましょう。
2.契約を早めようとする
契約を急かしてくる営業マンにも要注意です。家族・友人に相談する時間を与えず、冷静な判断をさせないことで、高額な工事費用を請求するケースがあります。
たとえば
- 「本日中に契約いただければ、20%OFFします!」
- 「今月中に発注いただかないと、後から高くなってしまいますよ。」
- 「今お客様の近くで施工をしていて、今なら足場代をカットできます。」
などと契約を急かし、冷静な判断をさせないように妨害するのです。
たとえ「早めに契約して安くなる」といわれても、それが適正な価格や工事内容とは限りません。契約を急かしてくる訪問販売には、「一度持ち帰ります」などと伝えて、再度冷静に検討してみましょう。
3.無料の点検を勧める
これも実は悪質な営業マンの特徴で、「今なら無料で点検しますよ!」とうセールストークには注意が必要です。俗にいう「点検商法」です。
無料で外壁を点検してもらった場合は、あまり悪くない箇所でも「この部分は直さないといけないですね!」と言い、不要な工事を高額で勧めてくる可能性があります。さらに、無料で点検してもらった分、あなたにも断りづらい状況が生まれてしまうのです。
このように「無料で点検します!」という営業マンは悪質な可能性も高いので、断っておくほうが無難です。本当に外壁を点検してほしいならば、自分で納得した業者を探すほうがおすすめです。
4.断っているのにしつこく営業する
あなたは断っているのに、さらにしつこく営業してくる人は言語道断です。もはや、お客様のことなど1ミリも考えていません。
しつこく営業してくる営業マンが考えているのは、お客様のことではなく「営業成績」です。そもそも訪問販売では、明確に断っている人に対して再度営業することは、特定商取引法で禁止されています。
しつこい営業マンがいた場合は、無視して玄関の扉を閉めてしまいましょう。
5.会社名、担当者名を名乗らない
会社名や担当者名を名乗らない営業マンは、悪質な可能性が高いでしょう。自ら名乗らないのは、やましい気持ちがどこかにあるからです。
そもそも訪問販売において、自らの会社名や担当者名を名乗らないことは、特定商取引法に違反しています。自ら名乗らない営業マンに対しては、初めから怪しく思うのが正解です。
6.見積書が大雑把
見積書が大雑把な営業マンにも注意しましょう。最近は悪質なケースも減りましたが、高額な工事費用を請求する外壁塗装会社は、「一式工事」などと見積書をあいまいにしてごまかすことが往々して起こります。
逆に誠実な会社の場合、工事内容ごとにきちんと金額を示してくれます。細かく記載してくれた見積書は、ほかの会社の見積書とも金額を比較しやすく、安心して取引できるのです。
悪質な営業マンの対処方法
ここからは、悪質な営業マンを対処方法を紹介します。
1.「消費生活センターに通報する」と伝える
相手が引き下がらない悪質な営業マンの場合、「消費生活センターに連絡します!」と伝えるのが効果的です。
消費生活センターでは、商品・サービスなどの消費活動に対する苦情やお問い合わせなどを相談できます。悪質な業者の場合、消費生活センターから業者に対して指導することもあります。
そのため、悪質な業者は消費生活センターを恐れていることも多く、上記のような文言が有効的だといえます。
2.「私的に録音する」と伝える
悪質な営業マンだと感じた場合は、「後から私的に使いたいので、録音させてください」と伝えるのが効果的です。悪質な営業マンの場合、自分の行為が法律に触れていることを自覚しているので、そのまま退散してくれるでしょう。
もし録音を悟られたくない場合は、インターネットの録画機能を使ったり、スマホをポケットに忍ばせながら録音するのもおすすめです。
3.玄関まで出ない
そもそも、訪問販売は玄関まで出なければ、きっぱりと断りやすくなります。一度玄関を出て直接話してしまうと、やはり断りづらくなってしまうものです。
インターホンがついているご家庭なら、インターホンごしに会話しましょう。もしインターホンがついていなくても、半ドアで対応すればいつでも断りやすくなります。
4.とにかく断る
悪質な営業マンだと感じた場合、相手に話をさせずに「とにかく断る」というのもおすすめです。相手が何を言おうとも「結構です!」と連呼すれば、そのうち帰ってくれるでしょう。
そもそも、訪問販売でこちらが断っているのに、しつこく営業することは禁じられています。こちらが断り続けているのにずっと玄関先に居座る場合は、警察に通報するのもおすすめです。
訪問販売に押されて契約してしまった場合
どうしても断り切れずに、悪質な訪問販売で契約してしまった方もいるかもしれません。しかし契約後であっても、こちらから解除できるケースがあります。
8日以内であれば「クーリングオフ」
訪問販売では、申し込みから8日以内であれば、こちらから一方的に解除できます。これを「クーリング・オフ」といいます。
そのため思わず外壁塗装の申し込みしてしまった方は、クーリング・オフを使って解除してしまいましょう。クーリング・オフの方法については、必ず書面で行ってください。「簡易書留」や「特定記録郵便」などを使って、記録が残る形で相手方に通知します。
※川越市で悪質な塗装訪問販売会社と契約してしまった場合には弊社にお気軽にご相談くださいませ。
弁護士に相談する
申し込みから8日を過ぎてしまい、クーリング・オフを使えない場合は弁護士に相談する方法もあります。弁護士費用のような費用は掛かってしまうものの、数十万~数百万円の申し込みを撤回できる可能性もあります。
クーリング・オフの期間が過ぎてしまった方は、一度弁護士へ相談してみるのがおすすめです。
訪問販売は即決しないようにしよう!
外壁塗装の訪問販売は、その場で即決しないことをおすすめします。相手もプロなので、こちらの冷静な判断を奪い、高額な工事を上手に勧めてくることがあります。まずは一度お断りして、後から家族や友人と相談するのがおすすめです。
また営業マンと不本意な形で契約してしまった場合は、申し込みから8日以内であればクーリング・オフで一方的に解約できます。ぜひ頭の中に入れておきましょう。
弊社ルーフカベドクターは無理な営業は一切いたしません。
訪問販売から無茶な営業があった場合や塗装に関する些細なお困りごとがございましたら、川越市で地域密着の弊社までお気軽にご相談ください。
記事制作:礒辺欣也(5人子育てガンバルゾー社長)