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ニチハ「パミール」の不具合とリフォーム方法・費用を徹底解説

2021.12.28 (Tue) 更新

ニチハ「パミール」という屋根材に不具合が生じていることをご存知でしょうか?

 

パミールとはノンアスベストのスレート屋根のことで、1996年~2009年にかけて販売・製造。多くの新築住宅で使われていました。

 

しかし、施工後10年ほどで剥離や脱落といった不具合が起きたと報告が相次ぎ、現在はパミールのリフォーム依頼が増えています。

 

そこで本記事では、ニチハ「パミール」について詳しくまとめました。

 

  • パミールの不具合事例
  • パミール屋根の見分け方
  • パミールの適切なリフォーム方法
  • リフォームにかかる費用

 

を詳しく解説します。ぜひ参考にしてください。

ニチハ「パミール」ってどんな屋根材?

パミールとは、大手外壁材メーカー「ニチハ株式会社」が製造したスレート屋根のことです。

 

ノンアスベスト屋根材の先駆けとして1996年に販売開始。当時は多くの一般住宅(推定30万棟)で採用されていましたが、耐久性に問題があることを理由に2009年に販売中止となりました。

 

パミールが販売された背景には、アスベストの使用禁止が大きく関わっています。アスベストは天然の鉱物繊維で、熱や電気を通しにくく、丈夫であることから多くの建材に使われていました。

 

しかし、アスベストの繊維を吸い込むと発がん性があることがわかり、1975年から段階的に使用が禁止されたのです。

 

そこでニチハ株式会社はアスベストの代わりにパルプ繊維を使用した「パミール」を製造・販売。パルプは軽量で踏み割れに強いものの、水分を吸収しやすい素材のため、施工後数年で多くの不具合が発生してしまったのです。

ニチハ「パミール」特有の不具合とは?

続いて、パミール特有の不具合について解説します。主に報告されている不具合は、以下の2つです。

 

  • 層状剥離
  • 釘のサビ・腐食

層状剥離

パミールはミルフィールのように板を何層も重ねて加圧成形されており、劣化によって層の間に水分が吸収されます。

 

水分を吸収したパミールはさらに劣化が進み、層がパリパリと剥がれてしまう層状剥離(そうじょうはくり)が起こるのです。

 

このような不具合は、ノンアスベスト屋根材として長期間にわたる検証が不十分だったことが要因とされています。

 

屋根の先端部が白っぽくなっている場合は、層状剥離が起こる前兆と覚えておきましょう。

釘のサビ・腐食

パミールを設置する際には専用釘が使われていたのですが、一部メッキ処理が薄い釘が混入していたことにより、通常よりもサビや腐食が起こりやすいとされています。

 

屋根材を固定している釘が腐食するとまずズレが生じ、ズレに気づかず放置すると脱落する可能性があります。

 

パミールは屋根材としては軽量かもしれませんが、物体として考えれば重いセメントの板です。そんなパミールが屋根の上から落ちてきたら、人身事故や物損事故につながる恐れがあります。

 

非常に危険なため、パミールのズレを発見したら早急に対処しましょう。

自宅の屋根が「パミール」かどうか見分ける方法

この章では、自宅の屋根がパミールかどうか見分ける方法を紹介します。一般の人でも判断しやすいポイントは以下の3つです。

 

  • 屋根材先端の凹凸の幅が等間隔
  • 屋根材表面に縦ラインが薄く入っている
  • 図面でメーカーと製品名を確認する(不燃番号NM-9269と記載されている)

 

ただしパミールであっても、図面には「カラーベスト」「スレート葺き」「コロニアル葺き」とだけ記載されている場合があるため注意してください。

 

上記の方法でパミールかどうか見分けがつかなかった場合は、専門業者に確認してもらうことをおすすめします。

ニチハ「パミール」のリフォーム方法と費用相場

自宅の屋根がパミールだった場合は、カバー工法もしくは葺き替えによるリフォームが必要です。それぞれの工事内容と費用相場を紹介します。

既存屋根の上に新しい屋根材を重ねる「カバー工法」

パミールのリフォーム方法1つめは、既存屋根の上に新しい屋根材を重ねる「カバー工法」です。

 

今ある屋根を撤去する必要がないため、葺き替えよりも安い費用、少ない日数で工事できます。

 

ただし、屋根内部の修繕はできないため、下地や防水シートが劣化している場合は「張り替え」によるリフォームが必要です。

 

カバー工法は屋根材を2重に重ねる分、建物の総重量がどうしても重くなります。耐震基準にひっかからないようにするため、専門業者と相談しながら新しい屋根材を選んでください。

 

パミールのカバー工法にかかる費用は、30坪住宅でおよそ80万~150万円になります。重ねる屋根材によって費用が異なるため、詳しくは専門業者に見積もりを依頼しましょう。

既存屋根を撤去して新しい屋根材に変える「葺き替え」

パミールのリフォーム方法2つめは、既存屋根を撤去して新しい屋根材に変える「葺き替え」です。

 

今ある屋根を撤去するため、下地や防水シートの修繕も同時にできます。経年劣化が気になる場合や、既に雨漏りが発生している場合におすすめの工事です。

 

また、建物への負担を減らしたい、耐震性をアップさせたいという人にも、葺き替えは適してきます。

 

ただし、既存屋根の撤去作業が必要な分、カバー工法よりも費用は高くなると覚えておいてください。

 

パミールの葺き替えにかかる費用は、30坪住宅でおよそ100万~200万円になります。カバー工法と同じく、張り替える屋根材によって費用が異なるため、業者としっかり相談しながら決めてくださいね。

塗装によるメンテナンスはできない

一般的な屋根の場合、塗装メンテナンスによって屋根材の寿命を延ばすことが可能です。しかし、パミールは塗装によるメンテナンスはできません。塗装をしたところで屋根材自体の剥離は防げないからです。

 

パミール特有の不具合は、カバー工法または葺き替えでないと改善しません。自宅の屋根材の種類をしっかり把握した上で、適切な方法でリフォームを行いましょう。

ニチハ「パミール」の不具合を利用した悪質なリフォーム営業に注意!

「お宅の屋根、パミールですよ」と、パミールの不具合を利用した悪質なリフォーム営業が存在することをご存知でしょうか。

 

たしかにパミールには、層状剥離や釘のサビ・腐食といった不具合がみられます。不具合を放置すれば屋根材の脱落や、雨漏りが起こる可能性があるため、カバー工法や葺き替えによるリフォームは必要です。

 

しかし、釘の腐食は一部のみですし、層状剥離が起きてもすぐに雨漏りするわけではありません。

 

「今すぐ屋根をリフォームしないと大変なことになりますよ」と不安を煽るような言い方をしてくる業者も中にはいますが、あくまで契約を急かす手口なので即決しないように注意してください。

 

特に訪問営業にはこのような手口が多いとされています。大切な自宅を守るためにも、屋根リフォームの契約は慎重に行いましょう。

ニチハ「パミール」のリフォームは地元のプロに依頼しよう

1996年~2009年までの13年間、ニチハ株式会社が製造・販売していた屋根材「パミール」。築10年前後しか経っていないのに、屋根材の剥がれや脱落といった不具合が起きているという報告が多々あります。

 

パミールの不具合は塗装では改善できないため、カバー工法または葺き替えによる屋根リフォームが必要です。

 

パミールが落下して人身事故や物損事故につながる前に、また雨漏りによって建物に大きな影響が出る前に、専門業者にしっかり点検をしてもらいましょう。

 

自宅の屋根がパミールかどうか点検してほしい、屋根表面の剥がれが気になる、このようなお悩みを抱えている人は、弊社ルーフカベドクターまでお気軽にご相談ください。無料の建物診断をしたのち、パミール屋根に適したリフォーム方法をご提案させていただきます。

 

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