2回目の外壁塗装をするときの注意点!安くする方法も紹介
2022.08.29 (Mon) 更新
紫外線や熱の影響を受ける外壁は、定期的なメンテナンスが必要な箇所です。2回目の外壁塗装は、1回目に比べて費用が高くなることが多く、また塗料の種類が限られることがあるため、1回目よりも慎重にならなければなりません。
そこで本記事では、2回目の外壁塗装について下記のポイントを中心にわかりやすくまとめました。
- 2回目の外壁塗装が必要な時期
- 2回目の外壁塗装が高くなる理由
- 2回目の外壁塗装費用を安くする方法
- 2回目の外壁塗装を成功させる3つのポイント
2回目の外壁塗装を検討している方は、ぜひ参考にしてくださいね。
もくじ
2回目の外壁塗装が必要な時期
2回目の外壁塗装が必要な時期は、1回目の塗装から10~15年ほどです。ただし、1回目で使用した塗装の種類や外壁の劣化具合によっても変わってきます。
1.塗料の種類や耐用年数による
塗料の種類と耐用年数は、以下のとおりです。1回目の塗装で使った塗料を確認してみましょう。
施工品質や日当たり、周囲の環境によっても前後しますが、おおよその目安として参考にしてください。
- アクリル塗料 6~8年
- ウレタン塗料 7~10年
- シリコン塗料 10~13年
- ラジカル塗料 10〜15年
- フッ素塗料 15~20年
- 遮断熱塗料 15~20年
- 光触媒塗料 18~20年
2.緊急性の高い劣化症状が見られたとき
下記のような劣化症状が見られたときは経過年数にかかわらず、2回目の塗装メンテナンスを検討しましょう。
- 外壁に構造クラックや剥がれが発生している
- 目地シーリング材がひび割れている
クラックとは、建物の壁や基礎部分に生じるひび割れのことです。外壁のクラックは髪の毛ほどであれば緊急性は高くありませんが、大きめのクラックを見つけた場合には要注意。幅0.3mm以上、深さ4mm以上のクラックは「構造クラック」と呼ばれ、放っておくと建物内部に雨水が侵入し、雨漏りの原因になります。
また目地シーリングのひび割れも雨漏りにつながる可能性があるため、見つけたら早急なメンテナンスが必要です。
2回目の外壁塗装費用が高くなる理由
2回目の塗装は、1回目の塗装よりも高くなる傾向にあります。理由は、経年劣化が進むぶん建物の補修が必要になるからです。外壁塗装といってもただ塗るだけではなく、下地の補修やシーリングの打ち替えなどさまざまな補修作業が必要になります。建物が劣化するほど、その補修作業が増えるため、1回目よりも2回目の外壁塗装は高くなるのが一般的です。
1回目と同じぐらいの費用だと思っていると、思いがけない出費になりますので注意しましょう。
2回目の外壁塗装費用を安くする方法
1回目の塗装よりも費用がかかる可能性があるとはいえ、出費はできるだけ抑えたいですよね。ここからは、外壁塗装を安くする方法を2つ紹介します。
- 施工時期を梅雨や冬にする
- 助成金や火災保険が使える場合も
順番に解説します。
1.施工時期を梅雨や冬にする
施工時期を梅雨や冬にすると、業者によっては割り引いてくれることがあります。外壁塗装は、下塗り・中塗り・上塗りと3回に分けて行われ、塗装が終わるごとに乾かす時間が必要です。塗料が乾きにくい梅雨や冬は工期が長引きやすいぶん、割引が受けられる可能性があるのです。
ただし、あまりにも割引率が大きい場合は悪徳業者の可能性もあるため注意してください。相見積もりをとって、工事内容や価格の妥当性を比較しましょう。
2.助成金や火災保険が使える場合も
自治体によっては、外壁塗装に関する助成金や補助金などの制度を用意しているところもあります。外壁塗装を少しでも安く済ませたいという方は、ぜひ一度お住まいの自治体に確認してみてください。
また風災や落雷、雪災による被害の場合は、火災保険が使える可能性があります。たとえば、台風による強風で瓦が飛んできて外壁にヒビが入ったなどのケースでは火災保険が適用されます。保険証券を用意して、加入している火災保険の内容をチェックしてみましょう。
2回目の外壁塗装をするときの注意点
外壁塗装をする際に注意しなければならないのは以下の2点です。
- 2回目の外壁塗装に使用できない塗料がある
- 状態によっては塗装しないほうがよいケースもある
順番に解説します。
1.2回目の外壁塗装に使用できない塗料がある
1回目と2回目の塗料の相性が悪いと、施工をしてもすぐに剥がれてきたり、膨れが起こってしまったりすることがあります。たとえば、1回目の塗装で水性塗料を使っている場合、2回目の塗装に溶剤塗料は使えません。また汚れがつきにくいフッ素塗料や光触媒塗料の場合は、同じ性質を持つ塗料が推奨されています。
塗料には相性があるため、2回目に使用できない塗料があるということを頭に入れておきましょう。
2.状態によっては塗装しないほうがよいケースもある
定期的にメンテナンスをしていたとしても、外壁材もいずれ寿命を迎えます。外壁がボロボロと崩れるなど、外壁自体の劣化があまりにもひどい場合には、塗装によるメンテナンスではなく、外壁材を剥がして新しくする必要があります。
2回目の外壁塗装を成功させる3つのポイント
外壁塗装をするときにおさえておきたいポイントは以下の3つです。
- 1回目の施工内容・使った塗料を確認しておく
- 外壁だけでなくトータルで劣化診断をしてもらう
- 設備機器の交換も合わせて行う
それぞれ順番に詳しく解説していきます。
1.1回目の施工内容・使った塗料を確認しておく
塗料の相性が悪いと、剥がれや膨れなどが起こり、耐久性が低下するおそれがあります。2回目の外壁塗装をする際は、1回目の施工内容と塗料の種類をしっかりチェックし、業者に伝えることが大切です。
2.外壁だけでなくトータルで劣化診断をしてもらう
経年劣化で傷んでいるのは外壁だけではありません。外壁塗装の見積もり点検の際に、雨樋やバルコニーの床防水、屋根の点検なども一緒にチェックしてもらいましょう。
足場が必要になる箇所を中心に診てもらえば、不具合があった場合も同時に工事ができるので、長い目でみたときにトータルコストをおさえられます。
3.設備機器の交換も併せて行う
外壁塗装と併せて、エアコンや給湯器の交換も検討してみましょう。塗装後にエアコンや給湯器を新しく交換すると、塗装できなかった部分が露出してしまい、色の差が目立ってしまうことがあります。
前回の交換から10年以上経っている場合は、外壁塗装のタイミングと併せて設備機器も新しくすることをおすすめします。
2回目の外壁塗装をするなら川越市のルーフカベドクターにお任せ!
2回目の外壁塗装が必要な時期は、前回の工事から10~15年ほどです。しかし、使われている塗料や日当たり、周辺環境によっても変化してくるので、実際の外壁の状態によって判断しましょう。また塗料には相性があり、2回目に使用する塗料はプロにしっかり選定してもらう必要があります。
ルーフカベドクターでは埼玉県川越市エリアを中心に、外壁塗装・屋根塗装の専門業者として45年間にわたり、さまざまな工事を行ってきました。
過去7,000件以上の実績があり、外壁塗装・屋根塗装・雨漏り修理に関して、満足度No.1を獲得しております。
- 2回目の外壁塗装でどの塗料を使えばよいのかを知りたい
- 実績豊富な業者に外壁塗装を頼みたい
- どの業者に依頼したらいいかわからない
このようにお考えの方は、ぜひ一度ルーフカベドクターへお問い合わせください。