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ALC外壁のメンテナンス|塗装や補修の必要性と費用相場を紹介!
ALCは耐候性の高い外壁ですが、決してメンテナンスをしなくてもいいというわけではありません。 定期的にメンテナンスをしなければ劣化が進み、建物に大きな影響をあたえる恐れがあります。 そこで本記事では、ALC外壁のメンテナンスの必要性や費用相場について詳しくまとめました。 ALC外壁のメンテナンスを検討している人は、ぜひ参考にしてください。ALC外壁とは?ALC外壁とは、セメントや珪石、生石灰などを主原料としたパネル状の外壁材のことです。 Autoclavd Lightweight aerated Concrete(高温高圧蒸気養生された軽量気泡コンクリート)の略称で、内部に細かい気泡の穴が無数に空いていることが特徴。この気泡(発砲構造)により、ALC外壁は多くの特性があります。 耐震性:水に浮くほど軽く、建物への負担が少ない断熱性:気泡によって空気の層が作られ、外部からの熱を遮断してくれる調質性:気泡によって空気の層が作られ、湿度を調整してくれる遮音性:気泡が音を吸収し、外部の音が室内に伝わりにくくなる耐火性:気泡が熱の伝わりを抑えてくれる また、ALCの寿命(耐用年数)は50〜60年と長いため、外壁だけでなく屋根や内壁(間仕切り壁)、床板など幅広い場所で使用されています。 ただし、メンテナンスなしでは50〜60年も良い状態を維持するのは不可能です。次の章で、ALC外壁のメンテナンスについて詳しく見ていきましょう。ALC外壁のメンテナンス①再塗装ALCは水を吸収しやすい素材のため、塗装にて防水性を高める必要があります。塗装を怠るとひび割れや欠落の恐れがあるため、定期的な塗装メンテナンスが必要です。 以下のタイミングを目安に、塗装メンテナンスをしましょう。 前回使用した塗料の「耐用年数」外壁の「劣化症状」 それぞれの内容を詳しく解説します。前回使用した塗料の耐用年数を目安にする前回使用した塗料の耐用年数を目安にして、再塗装のタイミングを把握しましょう。新築の場合は築10〜15年を目安に再塗装することをおすすめします。 一般的な塗料の耐用年数は、以下のとおりです。 塗料の種類耐用年数ウレタン8~10年シリコン10~15年ラジカル12~15年フッ素15~20年無機20~25年劣化症状を目安にする塗料の耐用年数はあくまで目安であり、絶対ではありません。住環境によっては耐用年数よりも早く劣化する恐れがあるため、下記のような劣化症状がみられたら再塗装のサインです。 チョーキング現象色あせ塗膜のひび割れ・膨れコケやカビの発生 上記は、塗料の防水効果が薄れると起こる劣化症状になります。前回使用した塗料の耐用年数に到達していなくても、劣化症状がみられたら早めに塗装メンテナンスをしてください。ALC外壁のメンテナンス②目地補修ALC外壁のメンテナンスには「目地補修」も必要です。目地とは、ALCパネル同士の継ぎ目や、ALCパネルと窓の接合部などを指します。 目地がむき出しの状態では防水性や気密性に欠けるため、「コーキング」と呼ばれる弾性のあるゴムのような物質が埋められています。 コーキングが劣化するとALCパネルのズレや浮き、雨水が侵入するといったトラブルが起こりため、定期的な目地補修が必要です。築10年前後でコーキングの劣化具合をチェックコーキングは10年前後で劣化症状が現れることが多いです。主な劣化症状はひび割れ、肉痩せ、剥がれなどで、そのまま放っておくと劣化部分から雨水が侵入する恐れがあります。 ALC外壁の内部に雨水が侵入すると ALC外壁自体の劣化建物内部(柱や梁)の腐食シロアリの発生雨漏りの発生 といったトラブルにつながります。たかがコーキングの劣化と考えず、10年に1度は点検・補修するようにしましょう。外壁塗装と同時に補修することをおすすめします。補修方法は「打ち増し」「打ち替え」の2種類コーキングの補修方法は「打ち増し」「打ち替え」の2種類があります。 打ち増し:古いコーキングの上から新たにコーキング材を追加する打ち替え:古いコーキングを撤去してから新しいコーキング材を充填する ALC外壁は厚みがあり目地の溝が深いため、打ち増しで補修するケースが多くあります。 また、窓やドアのサッシまわりは奥にある防水紙を傷つけないよう、打ち替えでなく打ち増しで補修するパターンがほとんどです。 ただし、コーキングの劣化状態などによっては打ち替えのほうが適している場合もあるため、専門業者に点検してもらい、状態を把握した上で補修しましょう。ALC外壁のメンテナンス③ひび割れ補修ALC外壁は高耐久ですが、内部に無数の気泡穴があるため、建物の動きに追従しにくいことが欠点です。 そのため、地震や強風、電車やトラックの走行時などで起こる揺れによって、ひび割れする恐れがあります。 ALC外壁がひび割れした場合の補修方法を、以下で詳しく見ていきましょう。幅0.3ミリメートル以下のひび割れ幅0.3ミリメートル以下のひび割れは「ヘアークラック」と呼ばれる、塗料の膜のみがひび割れている状態です。 ALC外壁自体にはまだ影響が出ていないため、ひび割れが進行する前に補修することをおすすめします。 ヘアークラック(幅0.3ミリメートル以下のひび割れ)の補修方法は、以下の2つです。 コーキング材の擦り込み:ひび割れ箇所にコーキング材を擦り込む簡易的な補修微弾性フィラーの擦り込み:再塗装の下地補修時に微弾性フィラーを擦り込む方法 微弾性フィラーの擦り込みは補修跡が目立つため、再塗装の予定がある場合に検討するとよいでしょう。幅0.3ミリメートル以上のひび割れ幅0.3ミリメートル以上のひび割れは「構造クラック」と呼ばれる、ALC外壁や基礎部分までひび割れている状態です。 構造クラックを放置すると建物内部の腐食や雨漏りが進行し、最悪の場合、建物の傾きや倒壊する危険があります。深刻な状態のため、早急に補修してください。 構造クラック(幅0.3ミリメートル以上のひび割れ)は、Uカットシーリング工法にて補修します。 Uカットシーリング工法とは、ひび割れに沿って電動カッターなどでU字型の溝を作り、溝内部にプライマー(接着剤)を塗布してシーリング材を充填する工法です。 ひび割れの広がりを抑制してくれる工法ですが、補修跡が非常に目立つため、仕上げにパターン調整(模様合わせ)をすることをおすすめします。ALC外壁の塗装や補修にかかる費用は?外壁塗装の費用相場ALCの外壁塗装にかかる費用相場は、30坪住宅で80万〜200万円ほどです。ただし、使用する塗料のグレードによって費用が大きく異なるため、以下を参考にしてください。 塗料のグレード耐用年数(寿命)単価相場(平方メートル)ウレタン8~10年1,700~2,200円シリコン10~15年2,300~3,000円ラジカル12~15年2,500~3,000円フッ素15~20年3,800~4,800円無機20~25年4,500~5,500円 専門業者に相談しながら、条件や予算に合った塗料を選びましょう。目地・ひび割れ補修の費用相場ALCの目地・ひび割れ補修にかかる費用相場は、以下のとおりです。 補修方法単価相場コーキング打ち増し700~900円/メートルコーキング打ち替え900~1,200円/メートルコーキング材の擦り込み1,500~2,300円/平方メートル微弾性フィラーの擦り込み700~1,000円/平方メートルUカットシーリング工法1,200~2,500円/平方メートル 目地やひび割れの劣化状態により費用が異なるため、詳しくは専門業者にお問い合わせください。ALC外壁のメンテナンスは川越市のルーフカベドクターにお任せ!弊社ルーフカベドクターは、川越市にある地域密着型の外壁・屋根塗装専門店です。ALC外壁の塗装や補修を含め、施工実績は7,000件以上。長年にわたり、川越市エリアを中心に多くの工事を手掛けてきました。 無料の建物診断も実施しておりますので、ALC外壁のメンテナンスを検討している人はお気軽にお問い合わせください。 お問い合わせはこちら 2022年02月27日 更新
ウレタン防水とは?工法・単価・劣化症状・補修について徹底解説
大切な住まいを守るために欠かせない防水工事。自宅のベランダやバルコニー、屋上(陸屋根)などは雨水が浸み込まないよう、定期的にメンテナンスして防水効果を高める必要があります。 そこで本記事では、防水工事のひとつ「ウレタン防水」についてまとめました。ウレタン防水の特徴や単価、メリット・デメリットなどを詳しく解説します。ウレタン防水とは?3つの工法と単価を紹介ウレタン防水とは、ウレタン樹脂を液状化したものを複数回塗布し、防水層を形成する工法のことです。 継ぎ目のないフラットな防水層に仕上がるため、雨水が侵入しにくいことが特徴。定期的にメンテナンスをすることで、10〜12年ほど防水効果を維持できます。 ウレタン防水には「密着工法」「通気緩衝工法」「メッシュ工法」の3つの工法があり、施工場所や劣化状態を考慮して工法を決めることが一般的です。 各工法の特徴や作業工程をより理解できるよう、まずはウレタン防水に必要な作業項目と内容を見ていきましょう。 作業項目作業目的・内容高圧洗浄・補修下地材・防水材の定着を高めるため、高圧洗浄で汚れを落とし、下地処理(ひび割れ補修、目地の撤去)をする下塗り下地と防水材の密着力を高めるため、プライマーと呼ばれる下地材を塗布する中塗り・上塗り(二度塗り)コテやローラーを使ってウレタン防水を塗布する防水効果を高めるため、厚みが増すよう重ね塗りするトップコート塗布紫外線などの劣化要因から保護するため、トップコートと呼ばれる保護塗料を仕上げに塗布する通気緩衝シート貼り付け通気緩衝工法に使用する無数の穴が開いたシートで、下地に含まれる水分や湿気を逃して防水層の膨れを防ぐメッシュシート貼り付けメッシュ工法に使用するシートで、地震や衝撃に強く、ひび割れしにくい防水層を作れるドレン(排水溝)取り付け雨水や汚水が床面に溜まらないよう、外に逃がすための装置脱気装置(脱気盤・脱気筒)取り付け通気緩衝シートを通った湿気を逃がすため、50平方メートルに1つの間隔で取り付ける装置 続いて、3つの工法の具体的な内容を以下で紹介します。①密着工法密着工法とは、下地に直接ウレタン防水を塗布する工法のこと。防水層が軽く、建物への負担が少ないことが特徴です。 ウレタン防水の中でもっとも施工費用が安く、短い期間で施工できます。密着工法の詳細と作業手順は以下のとおりです。 施工に適した場所劣化の少ない床、ベランダなど面積が狭い場所施工費用3,000~5,000円/平方メートル施工期間3~7日作業手順高圧洗浄下地補修プライマー塗布(下塗り)ウレタン防水塗布(中塗り)ウレタン防水塗布(上塗り)トップコート塗布②通気緩衝工法通気緩衝工法とは、下地に「通気緩衝シート」を貼り付け、その上からウレタン防水を塗布する工法のこと。下地とウレタン防水が密着していないことが特徴です。 そのため、水蒸気による防水層の膨れを防ぐことが可能。水分を多く含んだ床や、築年数が古い家の施工に適しています。 通気緩衝工法の詳細と作業手順は以下のとおりです。 施工に適した場所雨漏りしている床、湿気を含んでいる床、築古住宅施工費用5,000~6,000円/平方メートル施工期間4~10日作業手順高圧洗浄ドレン(排水溝)取り付け下地補修プライマー塗布(下塗り)通気緩衝シート貼り付け脱気装置(脱気盤・脱気筒)取り付けウレタン防水塗布(中塗り)ウレタン防水塗布(上塗り)トップコート塗布③メッシュ工法メッシュ工法とは、下地に「メッシュシート」を貼り付け、その上からウレタン防水を塗布する工法のこと。地震や衝撃に強く、ひび割れしにくいことが特徴です。 密着工法よりも強度は高まりますが、通気緩衝工法のように湿気を逃がす効果はありません。メッシュ工法の詳細と作業手順は以下のとおりです。 施工に適した場所揺れや衝撃を受けやすい場所、陸屋根、バルコニー施工費用4,000~6,500円/平方メートル施工期間3~9日作業手順高圧洗浄下地補修プライマー塗布(下塗り)メッシュシート貼り付けウレタン防水塗布(中塗り)ウレタン防水塗布(上塗り)トップコート塗布ウレタン防水のメリット・デメリットメリットウレタン防水のメリットは以下の4つです。 複雑な形状の場所でも施工可能次回の防水工事の際は重ね塗りにて施工可能建物に負担をかけにくい軽量な防水層防水工事の中でも施工費用が安価 防水工事にはウレタン防水の他に、防水効果のあるシートを貼るタイプの工事が3種類あります。 種類特徴単価(平方メートル)FRP防水軽量で高耐久だが、伸び縮みに弱い木造や広い床には施工不可4,000~8,000円シート防水施工費用は安いが、傾斜や凹凸のある場所には施工不可2,500~7,500円アスファルト防水高耐久だが、非常に重たい新築時に適した防水工事5,500~8,000円 ウレタン防水の施工費用は1平方メートルあたり3,000〜6,500円ほど。手軽に安く防水工事をしたい場合はウレタン防水がおすすめです。デメリットウレタン防水のデメリットは以下の2つです。 施工技術を要する樹脂塗料の乾燥に時間がかかるため工期が長い 液状化したウレタン樹脂は非常に柔らかく、均一に塗布するには難易度の高い作業です。防水材の厚みが均一でない場合は、雨水がドレン(排水溝)に流れず、やがて雨漏りする恐れがあります。 ウレタン防水は職人の技術によって仕上がりに差が出るため、実績豊富な業者に依頼するよう注意してください。ウレタン防水を補修するタイミングは?ウレタン防水の耐用年数(寿命)は10~12年です。ただし、定期的なメンテナンスをしなければ耐用年数よりも早く寿命を迎える恐れがあります。 この章では、ウレタン防水を補修するタイミングと、長持ちさせる2つのポイントを紹介します。補修が必要な5つの劣化症状まずは、ウレタン防水の補修が必要な5つの劣化症状を紹介します。 劣化症状補修方法表面のひび割れトップコートの再塗装塗料の膜(塗膜)の浮き・膨れ部分補修もしくは全体改修防水層の亀裂ウレタン防水の再塗装コケや雑草が生えている下地の奥まで根が張る前に取り除く既に雨漏りしている早急に全体改修 小さな劣化でも、放っておけばやがて雨漏りにつながります。柱や梁(はり)が腐食したり、シロアリが発生したりと建物全体を傷めてしまうことになるため、劣化が現れたら早めの補修を心がけましょう。ウレタン防水を長持ちさせる2つのポイント続いて、ウレタン防水を長持ちさせる2つのポイントを紹介します。 ドレン(排水溝)とその周りを定期的に掃除する表面が色あせてきたらトップコートを塗り替える 飛んできた落ち葉や土ぼこりなどがドレン(排水溝)に詰まると、雨水や汚水が流れなくなって床面に水が溜まり、防水層が劣化する原因になります。 ウレタン防水を長持ちさせるには、3ヵ月に1度のペースでドレン(排水溝)とその周りを掃除しましょう。 また、表面が色あせてきたらトップコートの塗り替えが必要です。5年に1度のペースで塗り替えることで劣化しにくくなり、ウレタン防水を長持ちさせることができます。ウレタン防水工事は川越市のルーフカベドクターにお任せ!弊社ルーフカベドクターは、川越市にある地域密着型の外壁・屋根塗装専門店です。ウレタン防水工事を含め、施工実績は7,000件以上。長年にわたり、川越市エリアを中心に多くの工事を手掛けてきました。 防水工事を怠ると大切なお家を傷めてしまう恐れがあるため、定期的なメンテナンスを心がけましょう。 弊社では無料の建物診断にも対応しておりますので、気になることがありましたらお気軽にご相談ください。 お問い合わせはこちら 2022年02月27日 更新
屋根・外壁修繕に火災保険を使うデメリットは?5つの注意点と申請手順
「屋根や外壁の修繕には火災保険が使える」と聞いたことがあるものの、火災以外で使ったら何かデメリットがあるのでは? 実は多くの人がこのような疑問や不安を抱いており、火災保険の適用要件を満たしているのに申請していないという残念なケースを多くみかけます。 そこで本記事では、屋根・外壁修繕に火災保険を使うとデメリットはあるのか?という点に着目し、詳しくまとめました。 火災保険が適用される条件や使用時の注意点、申請手順などをわかりやすく解説します。ぜひ参考にしてください。屋根・外壁修繕に火災保険を使うデメリットってあるの?結論から言うと、屋根・外壁修繕に火災保険を使うデメリットはありません。 適用条件を満たしていれば補償されるため、自己負担ゼロまたは一部負担で屋根・外壁を修繕できます。 また、火災保険は自動車保険のように等級がないため、何度使っても保険料が上がることもありません。 むしろ、万が一の時のために入っている火災保険だからこそ、被害にあった際はきちんと申請するべきです。 ただし、火災保険を使用するにあたり、注意すべき点が5つあります。 適用されるのは自然災害による損害のみ修繕費用が免責金額以上でないと適用されない申請期間は被災から3年以内申請額どおりに支払われるとは限らない申請から保険金の支払いまでに時間がかかる注意点1.適用されるのは自然災害による損害のみ屋根・外壁修繕に火災保険が適用されるのは、自然災害によって破損した場合のみに限ります。経年劣化や人的被害、故意による破損、地震による破損は適用されないため、注意してください。 火災保険が適用される自然災害の種類と損害の例は以下のとおりです。 自然災害の種類火災、風災、雪災、落雷、破裂・爆発、水害など損害の例・台風や竜巻で瓦が飛ばされた・台風時の飛来物によって屋根や外壁が破損した・積雪の影響で屋根や雨どいが破損した・落雷によって屋根や外壁が破損した ただし、加入している火災保険のプランによって補償対象は異なるため、詳しくは保険証書にて確認してください。注意点2.修繕費用が免責金額以上でないと適用されない屋根や外壁の修繕費用が免責金額以上でなければ、火災保険は適用されません。 免責金額とは、損害が起きた場合に自己負担しなければいけない金額のこと。火災保険を契約する際に設定し、金額は20万円ほどが一般的とされています。 つまり、免責金額20万円の火災保険に加入している場合、修繕費用が20万円を超えなければ保険金が支払われないというわけです。 免責金額は保険証書に記載されているので、この機会に確認してみましょう。注意点3.申請期間は被災から3年以内屋根や外壁の修繕に火災保険を使いたいのであれば、被災から3年以内に申請しなければいけません。 被災から3年以上経過している場合は自然災害による損害であろうと適用されないため、申請期間には十分注意してください。 反対に被災から3年以内であれば、既に修繕していても申請可能です。ただし、修繕にかかった費用を証明するため請求書を提出する必要があります。注意点4.申請額どおりに支払われるとは限らない火災保険を申請したからといって、必ずしも申請額どおりに支払われるとは限りません。 そもそも火災保険を受け取るには、損害鑑定人による現地調査を受ける必要があります。適応対象の損害なのか、損害に対して申請額が適切であるかを調査・判断したのち、保険金額が決定します。 申請額が適切でないと判断された場合は減額されるケースもあるため、調査結果を確認した上でリフォーム契約を結んだほうが安心です。注意点5.申請から保険金の支払いまでに時間がかかる火災保険は手続きの都合上、申請から保険金の支払いまでに時間がかかります。 原則、申請から30日以内に支払わなければならないと法律で定められていますが、台風シーズンや降雨・降雪が激しい時期は被災も多くなるため、手続きや調査が間に合わず30日を超えてから支払われる例外もあります。 どちらにせよ、申請後すぐに保険金が支払われるわけではないため、修繕開始のタイミングや修繕費用の支払い期日などは業者とよく相談した上で決めましょう。屋根・外壁修繕に使える火災保険の種類と申請手順火災保険の種類一般住宅に対応している火災保険の主な種類は以下の3つです。補償範囲も合わせて紹介します。 種類補償範囲住宅火災保険火災、落雷、風災、雪災、雹(ひょう)、破裂・爆発住宅総合保険住宅火災保険の補償に加え、水害、水漏れ事故、飛来・落下・衝突、盗難被害、暴行・破壊などオールリスクタイプ住宅総合保険の補償に加え、水回りのトラブル、カギの紛失など※補償内容は保険会社によって異なる 1つめの「住宅火災保険」は、オーソドックスなタイプの保険です。台風や大雪など比較的起こりやすい自然災害によって損害した場合に補償されます。2つめの「住宅総合保険」は、オールマイティなタイプの保険です。住宅火災保険の補償に加え、水害や水漏れ事故、車の衝突による損害など、自然災害だけでなく人の過失による損害も総合的に補償してくれます。 3つめの「オールリスクタイプ」は、住宅総合保険の補償に加え、水回りのトラブルやカギの紛失なども補償してくれる保険です。補償内容は保険会社によって異なりますが、災害時の時価ではなく、実際の損害額で補償してくれるケースが多いとされています。火災保険の申請手順火災保険の申請手順は以下のとおりです。 業者に調査依頼をする破損個所の調査後、調査報告書(写真付き)と見積書を作成してもらう見積書をもとに保険会社に申請する必要書類(見積書、調査報告書、保険金請求書)を保険会社に送付損害鑑定人による現地調査を受ける調査結果のもと、受給可否と補償金額が決定保険金の受給(原則30日以内) 保険金を無事受け取れたら、破損個所の工事を開始します。 火災保険の申請は「条件や手順を理解する」「必要書類を準備する」など、手間や時間がかかります。 自身で手続きすることに不安を感じる場合は、施工してくれる業者に相談しましょう。手続きを代行してくれる、またはサポートしてくれる業者もいるため、1人で悩まずに業者に頼ることをおすすめします。火災保険を利用した詐欺が多発!悪徳業者の被害から身を守るには?屋根・外壁修繕に火災保険を使ってもデメリットはないため、自然災害によって破損した箇所は火災保険の申請をおすすめします。 その際は、火災保険を利用した詐欺には注意してください。 経年劣化なのに自然災害による破損と偽って虚偽申請をする仕事欲しさに「無料で修繕できる」と言い切り契約させる 上記のような手口で不当な利益を得ようとする悪徳業者も存在します。 中には、工事が終わってから「申請代行手数料がかかります」と余分な費用を請求されるケースも…。 火災保険を使用しての修繕は、あくまで「自然災害で破損した箇所を回復させる」ことが目的です。 正しく使わなければ大きなリスクを被ることになるため、「屋根や外壁の修繕がお得になる!」と安易に飛びつかずに信頼できる業者か確認した上で契約を結びましょう。火災保険を使うデメリットはなし!信頼できる業者に修繕依頼しよう屋根や外壁の修繕に火災保険を使うことにデメリットはなく、むしろ要件を満たしているのであれば使わなければ損です。 豪雨の後から雨漏りするようになった台風が過ぎた後に瓦の剥がれに気づいた大雪の後に屋根や雨どいが壊れていた 上記のような状況であれば火災保険を申請して、補償で破損個所を修繕しましょう。ただし、火災保険の申請経験や施工実績が豊富な業者に依頼するよう心がけてください。 弊社ルーフカベドクターは、川越市にある地域密着型の外壁・屋根塗装専門店です。これまでの施工実績は7,000件以上。長年にわたり、川越市エリアを中心に多くの工事を手掛けてきました。 火災保険の申請経験も多数ございますので、「火災保険を使って外壁塗装をしたい」「屋根や外壁の破損を直したい」と考えている人はお気軽にご相談ください。 お問い合わせはこちら 2022年02月26日 更新
【屋根・外壁】カバー工法とは?費用やメリット・デメリットを解説
本記事は、屋根・外壁リフォームのひとつ「カバー工法」について詳しくまとめたものです。 自宅の屋根や外壁のリフォーム方法について悩んでいるカバー工法にかかる費用を知りたいカバー工法にはどんなメリットがあるのか知りたい 上記のような悩みや疑問を抱いている人は、ぜひ最後までお読みください。屋根・外壁カバー工法にかかる費用をはじめ、メリット・デメリットなどを丁寧に解説します。カバー工法とは?カバー工法とは、今ある屋根や外壁の上に新しい建材をかぶせる工法のこと。建材が2重になることによって建物全体の重量が増えるため、下記のような軽量の建材をかぶせることが一般的です。 屋根:スレート屋根、金属屋根(ガルバリウム鋼板)、アスファルトシングル外壁:サイディング(金属系、窯業系、木質系、樹脂系) また、建材を重ねる作業にちなんで「屋根重ね葺き」「外壁重ね張り」と呼ばれることもあります。 続いて、屋根・外壁カバー工法の工事内容を見ていきましょう。 屋根カバー工法(工期:5~7日)外壁カバー工法(工期:10~14日)1.足場設置1.足場設置2.養生(飛散防止ネット)2.養生(飛散防止ネット)3.既存棟板金撤去3.付帯部塗装4.防水シート(ルーフィング)敷設4.水切り(みずきり)取り付け5.水切り(みずきり)取り付け5.胴縁(どうぶち)取り付け6.新しい屋根材張り付け6.見切り縁(みきりぶち)取り付け7.棟板金設置7.新しい外壁材張り付け8.棟換気設置8.出隅役物(でずみやくもの)設置9.雨仕舞(あまじまい)シーリング仕上げ9.シーリング打ち10.足場解体10.仕上げキャップ取り付け11.足場解体カバー工法にかかる費用は?屋根カバー工法屋根カバー工法にかかる費用は、30坪住宅(屋根面積80〜100平方メートル)で約80万〜150万円です。以下で詳細をチェックしていきましょう。 工事項目単価相場足場工事700~1,000円/平方メートル ※飛散防止ネット込み防水シート敷設500~1,500円/平方メートル新屋根材設置スレート屋根:5,000~7,000円/平方メートルガルバリウム鋼板:6,500~8,000円/平方メートルアスファルトシングル:5,000~6,000円/平方メートル板金処理水切り取り付け:1,500~2,000円/メートル棟板金交換:2,000~3,000円/メートル棟換気設置:25,000円/台諸経費工事費用の10%ほど 同じ30坪住宅でも屋根形状や勾配(傾き)によって屋根面積が変わるため、上記の費用はあくまで目安として参考にしてください。外壁カバー工法外壁カバー工法にかかる費用は、30坪住宅(外壁面積120~129平方メートル)で約170万〜220万円です。以下で詳細をチェックしていきましょう。 工事項目単価相場足場工事700~1,000円/平方メートル ※飛散防止ネット込み付帯部塗装軒天:1,200~1,500円/メートル庇:1,500~1,800円/平方メートル破風板:650~800円/メートル鼻隠し:650~800円/メートル戸袋:2,000~2,500円/平方メートル雨戸:2,000~3,000円/枚胴縁取り付け850~1,800/平方メートル役物取り付け(※)18万〜20万円/式シーリング打ち900~1,200円/メートル新外壁材設置窯業系サイディング:4,000~5,000円/平方メートル金属系サイディング:3,000~7,000円/平方メートル木質系サイディング:6,000~10,000円/平方メートル樹脂系サイディング:8,000~10,000円/平方メートル諸経費工事費用の10%ほど※水切り、見切り縁、出隅役物、仕上げキャップ 同じ30坪住宅でも建物形状によって外壁面積が変わるため、上記の費用はあくまで目安として参考にしてください。カバー工法で屋根・外壁をリフォームする4つのメリット1.費用を抑えてリフォームできるカバー工法は既存の屋根や外壁の撤去作業がないため、廃材処理費や人件費を抑えられる工事です。 同じ屋根・外壁リフォームでも「屋根葺き替え」や「外壁張り替え」は既存の屋根や外壁を撤去して新しい建材に交換する分、どうしても工事費用が高くなります。 施工面積や使用する建材によって差はあるもののプラス10万〜20万円はかかるため、費用を抑えてリフォームしたいのであればカバー工法がおすすめです。2.短期間でリフォームできるカバー工法は撤去作業がないため、屋根葺き替えや外壁張り替えよりも短期間でリフォームできます。それぞれの工事期間の目安は以下のとおりです。 カバー工法葺き替え・張り替え屋根5~7日7~10日外壁10~14日14~21日 季節や天候によって多少の変動はありますが、早くリフォームが終わることは大きなメリットと言えるでしょう。3.断熱性・遮音性が向上するカバー工法は屋根や外壁が2重になることにより厚みが増すため、断熱性や遮音性が向上します。 ただし、断熱や遮音に特化した建材ほどの効果は期待できませんので、あくまで「熱や音が室内に伝わりにくくなる」程度のメリットとして覚えておいてください。4.アスベスト含有の建材でもリスクなくリフォームできる2006年以前に建設かつ下記の建材を使用している住宅は、アスベスト含有の建材が使われている可能性があります。 屋根材:スレート屋根(カラーベスト、コロニアル)外壁材:石綿含有金属系サイディング、繊維強化セメント板 アスベスト含有の建材を撤去するには、アスベスト飛散による健康問題や処理費用が別途かかるなど、何かとリスクがつきものです。 しかし、カバー工法は既存の屋根や外壁を撤去しないため、アスベストが飛散する恐れもなく、追加費用もかからずにリフォームできます。カバー工法で屋根・外壁をリフォームする4つのデメリット1.既存建材の種類や劣化状況によっては施工できない既存建材の種類や劣化状況によっては、カバー工法によるリフォームができません。 例えば、瓦屋根は厚みと波のような形状が原因で新しい屋根材を固定することが難しく、カバー工法が不向きな屋根材です。 また、屋根・外壁共に下地まで劣化している場合は、カバー工法でなく、葺き替えまたは張り替えによるリフォームしかできません。 もしも下地が劣化している状態でカバー工法をすると、重ねた建材が崩れてきたり雨漏りが起きたりと建物に悪影響をおよぼす可能性があるため、注意が必要です。2.次回のリフォーム費用が高額になる一度カバー工法にてリフォームした屋根や外壁に、再度カバー工法をすることはできません。 そのため、次回のリフォームは葺き替えまたは張り替えになるのですが、2枚分の建材を撤去する必要があるため、リフォーム費用が高額になります。 カバー工法をしてから20〜30年以内に建て替えや引っ越しを検討している場合は問題ありませんが、長く住む予定であれば専門業者に相談しながら十分に検討した上でリフォームに取り掛かることをおすすめします。3.耐震性が低下するカバー工法は屋根や外壁が2重になる分、どうしても重量増加が避けられない工事です。軽量のガルバリウム鋼板や金属サイディングを使用したとしても建物の総重量は増え、少なからず耐震性は低下します。 とはいえ、決してカバー工法が良くない工法というわけではありません。国が定める耐震診断をクリアしていれば特に問題はないため、まずは専門業者にカバー工法にてリフォーム可能かどうかを点検してもらいましょう。4.正しく施工されないと結露が発生する恐れがあるカバー工法は、正しく施工されないと結露が発生する恐れがあります。結露が発生しやすい施工事例を3つ紹介します。 【例①】既存屋根・新設屋根「アスファルトシングル」でカバー工法した場合古いアスファルトシングルと、新たに敷設した防水シート(ルーフィング)の隙間に結露が発生。アスファルトシングルは吸水性の低い屋根材のため、降雨から数日経過しても内部が乾燥しきれず起きた現象。 【例②】既存屋根「パミール」、新設屋根「アスファルトシングル」でカバー工法した場合現在は販売中止になっているパミール(スレート屋根)と、新たに敷設した防水シートの隙間に結露が発生。パミールは吸収性の高い屋根材で、パミールと防水シートの間に水分が留まって起きた現象。 【例③】既存外壁に「空気の通り道」を設けずカバー工法した場合既存外壁と新しい外壁の間に「胴縁」という建材を取り付けて空気の通り道を作らなければ、外壁内外の気温差によって内部結露が発生。手抜き工事や知識不足など、施工不良が原因で起こる事例。 上記の方法で施工したからといって絶対に結露が発生するとは限りませんが、発生事例が多いことは確かです。 屋根や外壁内部に結露が発生すると下地や柱の腐食、雨漏りといった被害につながるため、知識や経験が豊富な専門業者に依頼するように注意してください。カバー工法をするなら川越市のルーフカベドクターにお任せ!屋根・外壁のカバー工法は できるだけ費用を抑えてリフォームをしたい人施工後20~30年以内に建て替えや引っ越しを検討している人断熱や遮音などプラスアルファの効果を得たい人自宅の屋根や外壁にアスベストが含まれている人 などに適した工事です。ただし、既存建材の種類や劣化状況によっては施工できない場合もあるため、専門業者に相談しながらリフォームを進めていくことをおすすめします。 弊社ルーフカベドクターは、川越市にある地域密着型の外壁・屋根塗装専門店です。屋根・外壁カバー工事を含め、施工実績は7,000件以上。長年にわたり、川越市エリアを中心に多くの工事を手掛けてきました。 無料の建物診断も実施しておりますので、屋根・外壁カバー工法を検討している人はお気軽にご相談ください。 お問い合わせはこちら 2022年02月26日 更新
外壁材の種類ベスト6を発表!価格・性能が一目でわかる比較一覧付き
外壁リフォームを検討している人は、外壁材選びに悩んでいませんか?一口で「外壁材」と言っても多くの種類があり、それぞれ特徴や性能、価格などが異なります。そこで本記事では、外壁材の種類についてわかりやすくまとめました。人気の外壁材の種類外壁材の選び方外壁リフォームの工法自宅外壁の見分け方 を詳しく解説します。自宅に合った外壁材を見つけたい人は、ぜひ最後までお読みください。【外壁材の種類】人気があるのは?この章では、外壁材の性能(下記参照)や耐用年数、価格などの観点から、市場で高い人気を誇る「外壁材の種類ベスト6」を紹介します。 防水性:外壁材の中に水が侵入することを防ぐ性能断熱性:熱を遮断して外気温の影響を受けにくくする性能耐震性:地震の揺れに耐えられる、破損しない性能耐火性:熱に強く、燃えにくい性能遮音性:外部の音を遮って、室内に伝わりにくくする性質デザイン性:色や質感、模様など、おしゃれで美しい見た目にこだわった性能メンテナンス性:劣化要因に強く、維持や管理がしやすい性能1位:窯業系サイディング窯業系サイディングは、セメントや繊維質を主原料とした板状の外壁材です。型取りした原料を高温・高圧の窯に入れて硬化させ、表面を塗装して仕上げます。 工場で一定サイズに成型したものを現場で張り付けるため、手間やコストを抑えて工事できることが魅力です。 また、色や柄、素材のバリエーションが豊富なことも人気のポイント。タイル、レンガ、石柄、木目、塗り壁調など、幅広いデザインの外壁材が販売されています。 市場シェア率約80%特化した性能(※)デザイン性、耐火性、防水性、断熱性、耐震性メンテナンス周期7~10年耐用年数(寿命)40年単価相場3,000~5,000円/平方メートル※優れた性能順に記載2位:金属系サイディング(アルミサイディング)金属系サイディング(アルミサイディング)は、断熱材入りのアルミ鋼板に塗装を施した外壁材です。 アルミサイディングは非常に軽く、建物への負担が少ないことが最大の魅力。地震の揺れに追従し、ひび割れが起こりにくいという特性も兼ね備えています。 また、原料であるアルミニウムは、錆びや凍害(外壁内部の水分の凍結膨張によって起こる劣化現象)に強い素材です。そのため、湿気の多い土地や寒冷地にお住まいの人からも人気を集めています。 市場シェア率約7%特化した性能(※)耐震性、断熱性、防水性、遮音性メンテナンス周期4~5年耐用年数(寿命)40年単価相場4,000~6,000円/平方メートル※優れた性能順に記載3位:モルタルモルタルは、セメントに砂と水を混ぜ合わせた素材を外壁に塗って仕上げる、いわゆる「塗り壁」と呼ばれるものです。タイルの下地やレンガの目地材、土間の仕上げなど、塗り壁以外の用途として使われることもあります。 モルタル外壁の最大の魅力はデザイン性の高さです。サイディングのように継ぎ目がないため、外壁の形状を問わずに施工可能。コテやローラー、吹き付けなどの工法を用いて、外壁全体にさまざまな模様を作り出せます。 また、モルタルは燃えづらい素材から造られていることもポイント。自宅から出火した場合はもちろん、隣家から出火した場合の「もらい火」による被害も抑えられます。 市場シェア率約5%特化した性能(※)デザイン性、耐火性、断熱性、防水性メンテナンス周期5~7年耐用年数(寿命)30年単価相場1,500~4,000円/平方メートル※優れた性能順に記載4位:金属系サイディング(ガルバリウム鋼板)金属系サイディング(ガルバリウム鋼板)は、鋼板にめっき加工を施した外壁材です。めっきに含まれるアルミニウム・亜鉛・シリコンの働きにより、金属なのに錆びにくいという特性を持っています。 ガルバリウム鋼板は断熱性や遮音性に優れていることが大きな魅力。ただし、断熱・遮音効果を得られるのは、断熱材が貼り付けられている「断熱材一体型」のガルバリウム鋼板のみです。 断熱材を貼り付けていない「ノーマルな鋼板」も販売されているため、ガルバリウム鋼板を選ぶ際は注意してください。 また、ガルバリウム鋼板は非常に軽く、窯業系サイディングの4分の1、モルタルの10分の1程度の重量しかありません。耐震性を重視する人に選ばれやすい外壁材です。 市場シェア率約4%特化した性能(※)断熱性、遮音性、耐震性、防水性、耐火性、メンテナンス性メンテナンス周期10~15年耐用年数(寿命)40年単価相場4,000~6,000円※優れた性能順に記載5位:ALCALCは、セメントや珪石、生石灰などを主原料としたパネル状の外壁材です。別名「軽量気泡コンクリート」と呼ばれるコンクリートの一種で、外壁や内壁(間仕切り壁)、床板、屋根などに幅広く使用されています。 ALCの内部には無数の細かい気泡があり、空気の層が作られることによって外部からの熱を遮断。通常のコンクリートよりも約10倍の断熱性があるため、光熱費の節約にもつながります。 気泡(発砲構造)の効果は断熱性だけではありません。外部の音が室内に伝わりにくく遮音性が高い、コンクリートでありながら水に浮くほど軽量で耐震性に優れているといった特性も兼ね備えています。 市場シェア率1%特化した性能(※)断熱性、遮音性、耐震性、耐火性、メンテナンス性メンテナンス周期10~15年耐用年数(寿命)60年単価相場7,000~15,000円/平方メートル※優れた性能順に記載6位:木質系サイディング木質系サイディングは、天然の無垢材を使用して造られた板状の外壁材です。表面に塗装を施すことにより、木材の腐食や変色を防いでいます。 木質系サイディングの最大の魅力は、天然木材ならではの温かみのある雰囲気。木目調の窯業系サイディングでは再現しきれない、唯一無二の外壁に仕上がります。 また、天然の無垢材は表面の温度が上がりにくいため、外気温の影響を受けにくいこともポイント。「夏は涼しく、冬は暖かい」そんな過ごしやすい環境で暮したい人におすすめの外壁材です。 市場シェア率1%特化した性能(※)デザイン性、断熱性、耐震性、耐火性メンテナンス周期7~10年耐用年数(寿命)15年単価相場6,000~8,000円/平方メートル※優れた性能順に記載【外壁材の選び方】価格・性能を種類ごとに比較この章では、外壁材の選び方について解説します。 外壁材は種類によって価格や性能、耐用年数(寿命)などが異なるため、多くの人が「どの外壁材を選べばいいのかわからない」と悩むことでしょう。 そこで、各外壁材の性能や価格を一覧表にまとめました。重視する項目を明確にした上で、外壁材選びの参考にしてください。 窯業系サイディングアルミサイディングモルタルガルバリウム鋼板ALC木質系サイディング防水性★★☆★★★★★☆★★☆★☆☆★☆☆断熱性★★☆★★★★★☆★★★★★★★★★耐震性★☆☆★★★★☆☆★★★★★★★☆☆耐火性★★★☆☆☆★★★★★☆★★★★☆☆遮音性☆☆☆★★☆☆☆☆★★★★★★☆☆☆デザイン性★★★☆☆☆★★★★★☆★★☆★★★メンテナンス周期7~10年4~5年5~7年10~15年10~15年7~10年耐用年数40年40年30年40年60年15年単価(平方メートル)3,000~5,000円4,000~6,000円1,500~4,000円4,000~6,000円7,000~15,000円6,000~8,000円 価格重視の人におすすめの外壁材 モルタル窯業系サイディングアルミサイディングガルバリウム鋼板 断熱性・耐震性重視の人におすすめの外壁材 アルミサイディングガルバリウム鋼板ALC メンテナンス性重視の人におすすめの外壁材 ガルバリウム鋼板ALC窯業系サイディング デザイン性重視の人におすすめの外壁材 モルタル木質系サイディング窯業系サイディング 外壁材の候補が決まったら、専門業者に相談してみましょう。【外壁リフォーム】あなたの自宅に適した工事方法は?この章では、外壁リフォームの2種類の工事方法について解説します。 外壁カバー工法外壁張り替え それぞれの特徴やメリット・デメリットを踏まえて、どちらの工事方法が自宅に適しているのか検討していきましょう。外壁カバー工法外壁カバー工法とは、既存外壁の上に新しい外壁材を張り付ける工法のこと。建物への負担を考慮して、軽量な金属系サイディングを張り付けることが一般的です。 メリット・張り替えよりも施工費用が安く、工期も短い(約10~14日)・断熱性、遮音性が高くなるデメリット・下地が劣化している、既に雨漏りしている場合は施工できない・次回のリフォームは張り替えしかできなく、施工費用が高額になる費用相場170万〜220万円(30坪住宅の場合)外壁張り替え外壁張り替えとは、既存外壁を撤去して新しい外壁材を張り替える工法のこと。下地が劣化している、雨漏りしている、金属サイディング以外の外壁材を使用したい場合は張り替えがおすすめです。 メリット・下地や防湿シートも同時に補修できる・外壁材が新しくなる分、良い状態を長く維持できるデメリット・カバー工法よりも施工費用が高く、工期も長い(約14~21日)・構造上、モルタルやコンクリート外壁には施工できない費用相場200万〜300万円(30坪住宅の場合)【外壁材の見分け方】あなたの自宅外壁の種類は?この章では、自宅の外壁材の種類を見分ける方法を解説します。 自宅外壁の種類を把握することで、適切なタイミング・方法で外壁をリフォームすることが可能です。以下の3つの方法から、自宅外壁の種類を判別していきましょう。 ①図面を見る新築時の図面が手元にある場合は、外壁材の種類が明記されていないか確認してください。図面が見当たらないのであれば、次の方法にて判別していきましょう。 ②目地の有無で確認する外壁材の種類は、目地の有無で判別することも可能です。 目地がある場合:窯業系サイディング、ALC目地がない場合:モルタル ③外壁の横幅や厚み外壁材の種類は、外壁の横幅や厚みで判別することも可能です。 横幅455mm、厚み12~18mm:窯業系サイディング横幅300~600mm、厚み35~150mm:ALC 上記3つの方法でも判別できない場合は、専門業者に点検してもらいましょう。外壁の種類についてのまとめ外壁材にはさまざまな種類があり、特化した性能や価格もバラバラです。何を重視するかによって選ぶべき外壁材も変わるため、専門業者に相談しながら納得いくまで検討することをおすすめします。 弊社ルーフカベドクターは、川越市にある地域密着型の外壁・屋根塗装専門店です。カバー工法や張り替えといった外壁リフォームを含め、施工実績は7,000件以上。長年にわたり、川越市エリアを中心に多くの工事を手掛けてきました。 外壁材の種類によって耐用年数(寿命)は異なりますが、適切なタイミングでリフォームすることによってお家の健康を守ることにつながります。 外壁リフォームを検討している人、外壁材選びに悩んでいる人は、お気軽に弊社までご相談ください。無料の建物診断をしたのち、自宅に合った外壁材や工事方法をご提案いたします。 お問い合わせはこちら 2022年02月26日 更新
アパート外壁塗装にかかる費用は?コスト削減方法や注意点も紹介
アパート経営しているオーナー様、10年前後を目安に外壁塗装の計画を立てていますか? 外壁面積が大きいアパートは、一般住宅よりも塗装費用が高額になります。そのため、以下のような不安や疑問を抱えているオーナー様も多いのではないでしょうか。 外壁塗装の費用はどのくらい必要なの?少しでもコストを削減できる方法はあるの?アパートの外壁塗装をする際の注意点は? そこで本記事では、アパート外壁塗装にかかる費用について詳しくまとめました。費用相場やコスト削減方法だけでなく、会計処理についても解説します。アパート外壁塗装にかかる費用の目安は?アパート外壁塗装にかかる費用は、2階建てアパート(外壁面積500平方メートル)の場合は200万〜300万円、3〜4階建てアパート(RC造)の場合は500万〜1,000万円ほどです。 外壁の劣化が激しい場合や、防水工事が必要な場合は、上記の金額とは別に費用が発生します。 アパート外壁塗装にかかる費用は「材料費」「足場費用」「人件費」「その他・諸経費」の4項目から算出。それぞれが占める割合や内訳は、以下のとおりです。 費用の項目費用の内訳材料費(20%)塗料や養生シート、シーリングなど塗装する際に必要な材料にかかる費用足場費用(20%)高所作業を安全に行うため、塗装の品質を確保するために必要な足場仮設にかかる費用人件費(30%)職人や現場監督など工事に関わるすべての人にかかる費用その他・諸経費(30%)移動のための交通費や燃料費、各種手続きにかかる費用、業者の利益など作業工程と単価相場続いて、アパート外壁塗装の作業工程と単価相場を見ていきましょう。 まず、工事開始の1ヵ月前までに、入居者と近隣住民への告知を済ませておきます。工事期間は一般的に2〜3週間ほど、着工〜完工までの流れは以下のとおりです。 工事項目/作業日数作業人数単価相場足場仮設/1日2~3人足場仮設:600~800円/平方メートル飛散防止ネット:100~200円/平方メートル高圧洗浄/1日1人100~300円/平方メートル下地処理/1~2日2~3人シーリング打ち増し:700~900円/メートルシーリング打ち替え:900~1,200円/メートル養生/1日1人250~400円/平方メートル外壁・付帯部塗装/3~4日2人外壁塗装:1,700~5,500円/平方メートル※塗料グレードによって費用に差があり破風:800~1,300円/メートル軒天:800~1,300円/メートル雨どい:600~1,300円/メートル水切り板金:400~800円/メートルシャッターBOX:2,000~3,000円/個換気フード:2,000~3,000円/個 塗装が完了したら点検をして、不具合や塗り残しなどがあれば手直しをします。手直し後に再度確認をして、問題なければ足場解体・片付けをして完工です。 また、アパート外壁塗装は入居者に対する調整業務などが多いため、一般住宅の外壁塗装より諸経費が高くなる傾向があります。総額の8%ほどが諸経費として必要になると覚えておきましょう。塗料グレードと単価相場続いて、塗料のグレード別に単価相場を紹介します。それぞれの特徴もまとめたので、塗料を選ぶ際の参考にしてください。 塗料グレード耐用年数単価(平方メートル)特徴ウレタン8~10年1,700~2,200円・防水性に優れており価格が安い・短期間で塗り替えをしたい場合におすすめシリコン10~15年2,300~3,000円・耐久性と価格のバランスが良い・アパート、戸建てともに多く使用されているラジカル12~15年2,500~3,000円・劣化を抑える機能を持つ・近年人気を集めている塗料フッ素15~20年3,800~4,800円・耐候性、防汚性に優れている・きれいな状態を長期間保ちたい人におすすめ遮熱・断熱10~15年3,000~4,500円・夏の熱さ対策、冬の寒さ対策に適している・耐久性に優れている光触媒10〜20年4,200~5,000円・太陽光と雨の力で外壁の汚れを落としてくれる・防汚性を重視する人におすすめ無機20~25年4,500~5,500円・雨風や紫外線に強く、劣化しにくい塗料・耐久性、不燃性に優れているアパート外壁塗装にかかる費用を抑える方法は?補助金・助成金制度の活用国や自治体が実施している補助金や助成金制度を活用すれば、アパート外壁塗装にかかる費用を抑えられる可能性があります。 ただし、対象となるのは省エネ対策を目的とした外壁・屋根塗装です。断熱塗料や遮熱塗料を使用してアパートを塗装したい場合は、補助金や助成金制度の活用を検討してみるとよいでしょう。 また、すべての自治体が常に補助金・助成金制度を実施しているとは限りません。 補助金や助成金制度を活用できるか知りたい人は、市区町村のホームページまたは「地方公共団体における住宅リフォーム支援制度検索サイト」にて確認してください。塗料選びを工夫する塗料はグレードによって費用が異なります。アパート外壁塗装にかかる費用を抑えたいのであれば、塗料の選び方を工夫してみるのも一つの方法です。 以下は、塗料を選ぶ際の目安になります。ぜひ参考にしてください。 とにかく費用を抑えたい:ウレタン費用も機能性も重視したい:シリコン、ラジカル費用よりも機能性を重視したい:フッ素、遮熱・断熱、光触媒将来のメンテナンス回数を減らしたい:無機 また、どのメーカーの商品を使用するかは、業者とよく相談して決めることをおすすめします。屋根も同時に塗装するアパート外壁塗装の費用を抑えたいのであれば、屋根も同時に塗装しましょう。足場費用が1回分で済むのでお得です。 もしも外壁と屋根を別々に塗装した場合、2回分の足場費用が必要になります。 2階建てアパート(外壁面積500平方メートル)の足場工事にかかる費用は、40万〜60万円ほど。2回分だと80万〜120万円ほどの費用が必要です。 足場工事は費用が高くなる要因の一つ。余分な費用を抑えるために、アパートの外壁と屋根は同時に塗装しましょう。アパート外壁の塗装費用における会計処理について原状回復を目的とした塗装は「一括計上」経年劣化(ひび割れや剥がれ、色あせなど)の補修、つまりアパート外壁の現状回復を目的とした塗装は「修繕費」に分類され、一括計上で処理します。 修繕費として一括計上する場合のメリット・デメリットは、以下のとおりです。 メリット塗装工事をした年度の経費として全額計上できるため、該当年度の節税効果が期待できるデメリット売上が少ない場合は利益があまり残らないため、営業不振とみなされ金融機関からの追加融資を断られる可能性がある資産価値の向上を目的とした塗装は「減価償却」今よりもグレードの高い塗料を使ってアパートの資産価値を上げる、おしゃれな外観にするためデザインを変更する目的で塗装した場合は「資本的支出」とみなされ、減価償却で処理します。 資本的支出として減価償却する場合のメリット・デメリットは、以下のとおりです。 メリット法人税上は毎年経費を計上する必要がないため、売上が少ない年度は減価償却しなくても問題ないデメリット計上できる金額は年度ごとに上限が定められている売上が少ない年度に減価償却を持ち越すと融資審査に影響が出るアパート外壁を塗装する際の注意点工事の1ヵ月前には入居者・近隣住民へ告知する工事の1ヵ月前には、入居者と近隣住民へ告知してください。以下のような方法で告知するとよいでしょう。 アパートの掲示板に張り紙をする各部屋のポストに案内書を投函する塗装業者と一緒に直接告知・挨拶に行く 事前の告知や挨拶は、トラブルを防ぐための大切なポイントです。工事期間や工事内容はもちろん、工事期間中の注意点などもしっかり説明しましょう。工事中は定期的に現場を見に行く実際に作業するのは業者であっても、業者に任せっきりにするのは良くありません。工事中は定期的に現場を見に行き、工事の進み具合や問題が発生していないかを確認しましょう。 職人や監督とコミュニケーションを取ることで、施工ミスや伝達ミスを防ぐことにつながります。入居率アップにつながる色やデザインにするアパートの外壁塗装をするのであれば、ただ劣化を修繕するのではなく、入居率アップにつながる色やデザインにしましょう。 入居率アップにつながる外壁塗装のポイントは、以下のとおりです。 入居者の年齢層や地域の特性を考慮して色やデザインを決めるアパート向きの色や配色を選ぶ抜すぎない程度にオリジナリティを出すと魅力的に仕上がる 築10年、20年のアパートでも、今風のデザインやおしゃれな配色に塗装することで入居率アップが期待できます。アパートの外壁塗装は川越市のルーフカベドクターにお任せ!弊社ルーフカベドクターは、川越市にある地域密着型の外壁・屋根塗装専門店です。アパートの外壁塗装を含め、施工実績は7,000件以上。長年にわたり、川越市エリアを中心に多くの工事を手掛けてきました。 補助金や助成金制度の相談・申請代行も受けておりますので、アパート外壁塗装を検討しているオーナー様はぜひ一度ご相談ください。 お問い合わせはこちら 2022年01月28日 更新
黒い外壁でおしゃれな家に!メリット・デメリットと3つのポイント
ここ数年間で「シックでおしゃれ」「モダンでかっこいい」と人気を集めている黒い外壁。我が家の外壁も黒くリフォームしたいと考えている人も多いのではないでしょうか。 そこで本記事では、黒い外壁に関する情報を詳しく解説!黒い外壁にするメリット・デメリットをはじめ、リフォーム方法やポイントなどをたっぷりとお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。黒い外壁にする3つのメリット黒い外壁にする3つのメリットは以下のとおりです。 高級感・重厚感あふれる家に仕上がる他の色や素材と組み合わせることで表情豊かな家に仕上がる和風・洋風どちらの住宅にもマッチする1.高級感・重厚感あふれる家に仕上がる黒には「高級」や「重厚」といった印象を人にあたえる効果があるため、外壁を黒色にすると高級感・重厚感あふれる家に仕上がります。 例えば、飲食店や美容室などの店舗、ポスターやWEBサイト、家具や家電などでイメージしてみてください。 黒を基調としたデザインの場合、多くの人は「高級で敷居が高そうなお店」「高価な商品」といった印象を受けるでしょう。 ラグジュアリーな雰囲気の外観が好みな人は、ぜひ黒い外壁へのリフォームを検討してみてくださいね。2.他の色や素材と組み合わせることで表情豊かな家に仕上がる黒い外壁は他の色や素材と組み合わせることで、表情豊かな家に仕上がることもメリットの一つです。 どんな色でも合わせやすい黒ですが、外壁におすすめの組み合わせを4パターン紹介します。 黒×茶(木目調)・おしゃれで高級感のある仕上がり・落ち着いた雰囲気を好む人におすすめ黒×白・シックで抑揚感のある仕上がり・白の割合を変えるだけで印象を大きく変えられる黒×赤・玄関ドアや窓枠などアクセントに赤を使用・かっこいい印象をあたえる黒×レンガ調・玄関廻りや外壁下部など、一部分にアクセントとして使用・クールな雰囲気の中に温かみを演出できる 同じ色や素材でも配分や組み合わせ方を変えるだけで印象が大きく変わるため、業者と相談しながらベストなバランスを探してみるとよいでしょう。3.和風・洋風どちらの住宅にもマッチする黒はどんな色味や雰囲気とも調和する万能カラーです。和風・洋風どちらのテイストにもしっくり馴染み、モダンな雰囲気を醸し出します。 黒い外壁の家と聞くと「洋風で今っぽい家」と想像する人も多いかと思いますが、いわゆる純和風な家とも相性抜群。まるで古民家カフェのような、おしゃれで個性的な家に仕上がります。 和風住宅なら木や竹など異なる素材を取り入れたり、洋風住宅ならアクセントカラーや配色パターンを工夫したりして、より魅力的な外観になるようリフォームするとよいでしょう。黒い外壁にする3つのデメリット黒い外壁にする3つのデメリットは以下のとおりです。 外壁表面や室内の温度が上がりやすい白っぽい汚れや色あせが目立ちやすい周囲の景観を損ねる恐れがある1.外壁表面や室内の温度が上がりやすい黒は熱を吸収しやすい色のため、黒い外壁の表面温度は上がりやすい傾向があります。どれくらい表面温度が上がるのか、外気温35度の猛暑日を例として見ていきましょう。 黒い外壁の表面温度:約50度白い外壁の表面温度:約41度 上記のとおり、黒い外壁と白い外壁の表面温度の差は約9度です。いかに黒い外壁が熱を吸収して高温になりやすいのかイメージできたかと思います。 外壁の表面温度50度というのは、触れると火傷する恐れがあるほどの熱さです。小さな子供がいる家庭は特に注意してください。 また、外壁の表面温度が上がるということは、室内温度も上がりやすくなります。エアコン代にも影響するため、黒い外壁にリフォームする際は断熱材や断熱塗料を活用することをおすすめします。2.白っぽい汚れや色あせが目立ちやすい黒い外壁は濃色のため、砂埃や鳥のフンなどの白っぽい汚れや、色あせが目立ちやすいというデメリットがあります。 一方、排気ガスや塵などの蓄積によってできる黒ずみ汚れは、同系色のためあまり目立ちません。 黒い外壁にしたいけど汚れが気になるという人は、防汚性や低汚染性に優れた塗料や外壁材を使ってリフォームすることをおすすめします。3.周囲の景観を損ねる恐れがある黒い外壁の家はモダンでおしゃれですが、中には「街の雰囲気が暗くなる」「黒い外壁なんて非常識」と良く思わない人もいるようです。 特に淡色の外壁が多い地域では悪目立ちしやすく、近隣住民から「景観を損ねている」とクレームが来る恐れもあります。 また、良好な景観の形成を促進するための法律(景観法)の適用対象となる「景観地区」にお住まいの場合は、黒い外壁にリフォームできない可能性もあるため注意が必要です。 地区ごとによって規定は異なりますが、街並みや自然との調和が崩れないように建物のデザインや色彩などに限度や制限が定められています。 黒い外壁にリフォームしたいと考えている人は、お住まいの地域が「景観地区」に指定されているのか事前に確認しておきましょう。 景観法の施行状況、景観地区を調べる場合は「国土交通省のHP」を参照ください。黒い外壁にするには?おすすめのリフォーム方法を紹介機能性塗料による塗装黒い外壁にするためのリフォーム方法1つめは、機能性塗料による塗装です。 外壁表面や室内の温度上昇を防ぐには「断熱塗料」を、白っぽい汚れや色あせを目立ちにくくするには「低汚染性塗料」や「防汚性塗料」などを使用することをおすすめします。 光触媒塗料:雨水で汚れを洗い流してくれる(セルフクリーニング効果)無機塗料:汚れに強く、藻や苔も発生しにくい、高耐久で色あせもしにくいフッ素樹脂塗料:汚れやカビの付着しにくく、紫外線にも強い機能性塗料:アステック「超低汚染リファイン1000Si-IR」など 塗料は種類によって費用や耐用年数が異なるため、業者と相談しながら条件に合う塗料を選びましょう。ガルバリウム鋼板への張り替え黒い外壁にするためのリフォーム方法2つめは、ガルバリウム鋼板への張り替えです。 ガルバリウム鋼板とは、耐久性や防水性、耐火性、耐震性に優れた金属製の外壁材のこと。金属なのに錆びにくいという特性をもっています。 シンプルなデザインかつダークカラーの商品も多く販売されていることから、黒い外壁へのリフォームに多く使われている外壁材です。 ガルバリウム鋼板はさまざまなメーカーが製造・販売しているため、カタログやサンプルを見比べながら自宅に合った外壁材を選びましょう。窯業系サイディングへの張り替え黒い外壁にするためのリフォーム方法3つめは、窯業系サイディングへの張り替えです。 窯業系サイディングとは、セメントと繊維質を主原料とした板状の外壁材のこと。耐久性や耐水性、耐火性に優れています。 色やデザインが豊富で、価格の安さが魅力。黒系の色はもちろん、木目調やレンガ調のサイディングも販売されているので、さまざまな組み合わせを楽しむことができるでしょう。 ガルバリウム鋼板と同じく、窯業系サイディングも多くのメーカーから販売されています。それぞれの特徴や性能を考慮しながら、あなたにぴったりのサイディングを選んでください。黒い外壁にリフォームする際の3つのポイント1.真っ黒かつ艶あり塗料は避ける塗料は黒ければ黒いほど白い汚れが目立つため、真っ黒ではなく一段薄い黒を選びましょう。 また、艶あり塗料は艶が悪目立ちし、チープに見える傾向があります。艶なし塗料ならシックな印象に仕上がるため、黒い外壁にするなら艶なし塗料で塗装しましょう。2.黒一色で仕上げないようにする黒は重たい印象をあたえる色です。そのため、黒一色で仕上げると威圧感が出てしまう恐れがあります。 他の色をポイントカラーとして取り入れたり、木目やタイルなどの素材と組み合わせたりして、重たすぎないバランスの取れた黒い外壁にリフォームしましょう。 サッシや玄関の色とのバランスも考えると、より素敵な外観になりますよ。3.カラーシミュレーションをする塗料を選ぶ際は、必ずカラーシミュレーションをしましょう。ほとんどの業者で実施しているようなので、実際に塗装する前にイメージを掴んでください。 仕上がりイメージは言葉だけでなく、写真や画像を見せるとより伝わります。何パターンか依頼して、自宅の雰囲気に合った色や配色を選びましょう。 また、色見本はA4サイズ以上のものを用意してもらい、室内と屋外の両方で確認することもポイント。小さな色見本と実際に外壁に塗った場合では色の見え方が異なる上に、同じ色でも蛍光灯と太陽光では雰囲気が違います。 塗装後に後悔しないためにも、色選びは慎重に行いましょう。黒い外壁にリフォームするなら川越市のルーフカベドクターにお任せ!弊社ルーフカベドクターは、川越市にある地域密着型の外壁・屋根塗装専門店です。塗装や張り替え工事を含め、施工実績は7,000件以上。長年にわたり、川越市エリアを中心に多くの工事を手掛けてきました。 無料の外壁診断も実施していますので、黒い外壁にリフォームしたい人はお気軽にご相談ください。 お問い合わせはこちら 2022年01月27日 更新
トタン外壁のリフォーム方法|塗装・張り替え・DIYについて解説
1970年の半ばから1990年にかけて一気に普及したトタン外壁。2022年の今でもリフォームしておらず、トタン外壁のままという住宅も少なくないかと思います。 そこで本記事では、トタン外壁のリフォーム方法について詳しくまとめました。トタン外壁の住宅にお住まいの人は、リフォームする際の参考にしてください。トタン外壁の種類トタンとは、鉄板に亜鉛メッキを施した建材のことです。防食作用がある亜鉛で表面を覆っているため、普通の鉄板よりも錆びに強いという特性があります。 現在、金属外壁の主流となっている「ガルバリウム鋼板」の先発品と言えばイメージしやすいでしょう。 また、重量が軽く耐震性に優れており、価格が安いことも魅力。メンテナンスを怠らなければ15〜20年ほど耐久することから、100年以上も前から外壁や屋根に使われている建材です。 続いて、トタン外壁の種類を見ていきましょう。 種類概要波トタン【形状】波形、波の大きさによって「大波」「小波」と分類される【使用場所】大波は工場、小波は一般住宅【費用】700~1,000円/1平方メートル【特徴】横から加わる圧力に弱いが、施工費用を抑えられる角波トタン【形状】角ばった波形【使用場所】工場や倉庫【費用】700~1,300円/1平方メートル【特徴】横から加わる圧力に強く、耐久性が高いリブ波トタン【形状】両側が山折り成型された細長い形状【使用場所】一般住宅(和風住宅に多い)【費用】900~1,700円/1平方メートル【特徴】雨漏りが起こりにくい構造、デザイン性が高いスパンドレルトタン【形状】固定するビスや釘が見えない特殊な形状【使用場所】看板やエントランスの天井など【費用】1,500~1,900円/1平方メートル【特徴】雨漏りが起こりにくい構造、強度に優れているトタン外壁のリフォーム方法【塗装】トタンは普通の鉄板よりも錆びにくい特性はあるものの、永遠に錆びないわけではありません。雨風や紫外線の影響を受け続ければ、いつかは劣化します。 塗料の剥がれや色あせ、錆びや苔の発生など、トタン外壁表面に起こる軽度の劣化であれば塗装でメンテナンス可能です。 塗装メンテナンスにかかる費用は、30坪住宅で70万〜100万円ほど。塗装メンテナンスの頻度は7〜10年に一度です。 ただし、以下のような劣化がみられた場合は、年数関係なく塗装することをおすすめします。 チョーキング現象が起きている塗料の変色や退色がみられる塗膜の剥がれやひび割れ、膨れが起きている軽微の錆びや苔、カビが発生している1.チョーキング現象が起きているチョーキング現象とは、塗料の成分である「顔料」が雨風や紫外線で劣化し、粉状になって表面に現れる現象のことです。 初期段階の劣化ではありますが防水効果が薄れているため、症状が悪化する前に業者に相談しましょう。 外壁を触ってチョークのような粉が手についたら、チョーキング現象が起きているサインです。簡単に判断できるので、この機会に自宅の外壁をチェックしてみてくださいね。2.塗料の変色や退色がみられる塗料の変色や退色は、紫外線が原因で起こる劣化です。チョーキング現象と同じく防水効果が薄れている状態になります。 「色が薄くなっているだけ」「ちょっと色が変わったくらい」なんて軽く考えないで、劣化の進行を止めるために早めに対処しましょう。3.塗膜の剥がれやひび割れ、膨れが起きている塗膜(塗料の膜)の剥がれやひび割れ、膨れは、チョーキング現象がさらに悪化すると起こる劣化です。 剥がれやひび割れは防水効果が完全に失われている、膨れは内部で錆びが発生している可能性が高いため、早めに塗装メンテナンスをしましょう。4.軽微の錆びや苔、カビが発生している軽微の錆びや苔、カビが発生する原因は、塗膜(塗料の膜)の劣化によって防水効果が失われ、水をはじかなくなったことで起こります。 苔やカビを放置すると錆びの発生につながり、さらに放置すると錆びが広がって穴が開く。こうなると塗装ではメンテナンスできません。 トタン外壁に穴が開くと雨漏りの原因になるだけでなく、メンテナンスにかかる費用も高額になります。軽微の錆びや苔、カビを見つけたら、早急に塗装メンテナンスをしましょう。トタン外壁のリフォーム方法【張り替え】塗装メンテナンスで対応できないほど激しく劣化している場合は、古いトタン外壁を撤去して新しい外壁材に交換する「張り替え」が必要です。 張り替えリフォームにかかる費用は、30坪住宅で150万〜200万円ほど。以下のような劣化がみられた場合は、張り替えをするサインです。 穴が開いている、変形している錆びが広がっている、錆びによって端が崩れている寿命(耐用年数)を超えている1.穴が開いている、変形しているトタン外壁の表面にできた錆びをメンテナンスしないで放置すると、やがて穴が開いたり、形が変わったりします。 すると外壁材に隙間ができ、雨水の侵入によって建物内部の腐食や雨漏りが発生。外壁材だけでなく、建物全体に危険な影響をおよぼします。 トタン外壁の穴開きや変形を見つけたら、早急に張り替えリフォームをしましょう。2.錆びが広がっている、錆びによって端が崩れているトタン外壁は傷ついたり、へこんだりすると、塗膜(塗料の膜)が剥がれてトタン素地がむき出しになります。 この時点で塗装をしなければトタンは錆び始め、さらに放っておくと錆びはどんどん広がっていきます。 また、トタン外壁を張り付ける際は外壁の大きさに合わせてカットするため、外壁の端は切断面が見えている状態です。トタンの切断面は亜鉛メッキが施されていないため、雨が降るたびに切断面が濡れてしまいます。 そして長い期間を経て錆びが浸食し、やがてトタン外壁の端が崩れてしまうのです。建物にも大きな負担がかかるため、早急に張り替えをしてください。3.寿命(耐用年数)を超えているトタン外壁の寿命(耐用年数)は15〜20年ほど。あまり劣化していないように見えても、防水効果が低下していたり、外壁内部が劣化していたりするケースがあります。 定期的にメンテナンスをしていたとしても、耐用年数を超えたら張り替えリフォームをしましょう。 金属系サイディングやガルバリウム鋼板など、軽量な外壁材への張り替えがおすすめです。トタン外壁のリフォームにカバー工法はNG!トタン外壁のリフォームにカバー工法は適しません。理由は以下のとおりです。 耐震性の問題:トタン外壁の住宅には適応していない重量増加雨漏りリスク:もらい錆びによって穴開きや変形が起こる腐食のリスク:異なる金属が接触した場合に起こる金属の腐食 そもそもカバー工法とは、既存外壁の上に新しい外壁材を重ねる工法のこと。つまり外壁が2重になっている状態です。そのため、新しい外壁材の重みがプラスされ、建物全体の重量が増えてしまいます。 新築時の耐震設計は軽量なトタンに合わせられているため、重量が増加するカバー工法は適さないというわけです。 また、雨や風で流れてきた錆びが健全な金属に付着した場合、錆びが広がる「もらい錆び」という現象が起こります。古いトタン外壁の錆びを完全に落としきらないと新しい外壁材が錆びてしまい、雨漏りリスクが高くなるのです。 さらに、トタン外壁の上に異なる金属外壁を重ねた場合、重なった箇所に水分があると電気が発生して「ガルバニック腐食」と呼ばれる現象が起こる場合があります。電気が流れることによって金属が酸化しやすくなり、腐食(錆びて)してしまうのです。 これらの理由により、トタン外壁のリフォームはカバー工法でなく、張り替えをしましょう。トタン外壁の塗装はDIYできる?「トタン外壁の塗装はDIYできるか」という疑問をよく耳にしますが、結論から言うとDIYによる塗装はおすすめはできません。 確かに、業者に依頼するよりも安い費用で塗装できます。しかし、塗装には専門知識や技術が必要ですし、材料や足場を準備する手間もかかり大変です。 また、高所作業の場合は転落事故につながる恐れもあるため、トタン外壁の塗装は業者に依頼することを強くおすすめします。トタン外壁のリフォームは川越市のルーフカベドクターにお任せ!弊社ルーフカベドクターは、川越市にある地域密着型の外壁・屋根塗装専門店です。トタン外壁の塗装や張り替え工事を含め、施工実績は7,000件以上。長年にわたり、川越市エリアを中心に多くの工事を手掛けてきました。 無料の外壁診断も実施していますので、トタン外壁のリフォームを検討している人はお気軽にお問い合わせください。 お問い合わせはこちら 2022年01月27日 更新
【素材・形状別】屋根の種類を徹底解説|特徴・寿命・価格・修繕方法
屋根のメンテナンスやリフォームを検討しているそこのあなた、以下のような悩みはありませんか? 自宅屋根の形状に合った屋根材にリフォームをしたいおすすめの屋根材を知りたい屋根材ごとの特徴や寿命、価格などを知りたい自宅屋根の特徴を詳しく把握していない 上記の悩みを解消すべく、本記事では屋根の種類について丁寧に解説します。 一般住宅で多く使われている屋根の素材を5系統・9種類、屋根の形状を7種類、それぞれの特徴やメリット・デメリット、修繕方法などを詳しくまとめました。 屋根は建物の中でもっとも重要な箇所です。正しくメンテナンスやリフォームをして長持ちさせるため、そして自宅屋根の形状に合った屋根材を選ぶために、ぜひ最後までお読みください。屋根の種類【素材編】屋根に使われている素材はざまざまで、大きく分けると以下の5系統・9種類があります。 粘度系:和瓦、洋瓦セメント系:プレスセメント瓦、コンクリート瓦金属系:ガルバリウム鋼板、トタンスレート系:天然スレート、化粧スレートその他:アスファルトシングル それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。粘土系1:和瓦粘土系の屋根材「和瓦」は、天然素材の粘土を焼き固めて造られた瓦屋根です。製造方法や呼び方は異なりますが、日本瓦や粘土瓦、いぶし瓦、陶器瓦と呼ばれるものも粘土素材で造られた「和瓦」に分類されます。 さらに和瓦は「釉薬瓦」と「無釉瓦」の2種類に分類できます。 釉薬瓦:釉薬(水の浸透を防ぐ薬品)を塗って焼いた瓦で「陶器瓦」とも呼ばれる無釉瓦:釉薬を塗らずに焼いた瓦で「いぶし瓦」「素焼瓦」などの種類がある 和瓦の特徴は以下のとおりです。 耐用年数釉薬瓦:50年以上無釉瓦:30~50年施工費用8,000~12,000円/平方メートルメンテナンス方法・15~30年ごとに下地材の交換、棟部しっくいの補修が必要・一部の瓦が破損した場合は部分交換・瓦がズレた場合は積み直しメリット・耐久性、断熱性、耐火性、防水性、防音性に優れている・塗装メンテナンスは不要・屋根裏に熱がこもりにくいデメリット・施工費用が高い・重量があるため耐震性が低い・施工できる職人が少ない粘土系2:洋瓦粘土系の屋根材「洋瓦」は、その名のとおり洋風なデザインの瓦です。和瓦と同じく天然素材の粘土を焼き固めたもので、下記の2種類の形状があります。 F形瓦:表面の凸凹が少ない形状、シャープで重厚感のある屋根に仕上がるS形瓦:断面がS字の形状、かわいらしい雰囲気の屋根に仕上がる 洋瓦の特徴は以下のとおりです。 耐用年数40~60年施工費用F形瓦:7,000~16,000円/平方メートルS形瓦:5,000~13,000円/平方メートルメンテナンス方法・10~20年ごとに下地材の交換、棟部しっくいの補修が必要・一部の瓦が破損した場合は部分交換・瓦がズレた場合は積み直しメリット・耐久性、断熱性、通気性に優れている・色やデザインが豊富・塗装メンテナンスは不要デメリット・施工費用が高い・重量があるため耐震性が低い・S形瓦は施工が難しく、F形瓦よりも工期が長いセメント系1:プレスセメント瓦セメント系の屋根材「プレスセメント瓦」は、セメントを主原料とした瓦です。型に流し込んで製造するため、量産しても均一な形状になることが特徴。重厚感のある仕上がりで、洋風の住宅にもよく合います。 ただし、現在ではほぼ生産されていないため、部分的に瓦を交換したい場合には同じ商品が手に入らないことも…。運が良ければ中古品が見つかるかもしれないため、業者に確認してみるとよいでしょう。 プレスセメント瓦の特徴は以下のとおりです。 耐用年数30~40年施工費用6,000~8,000円/平方メートルメンテナンス方法・10~15年ごとに塗装メンテナンスが必要・一部の瓦が破損した場合は部分交換(同じ商品があれば)・屋根全体を修繕する場合は葺き替えメリット・不燃性、断熱性、遮音性に優れている・色やデザインが豊富・和瓦、洋瓦に比べて施工費用が安いデメリット・他の屋根材よりも重量があるため耐震性が低い・コケやカビが発生しやすい・中古品の瓦が入手できなければ葺き替えになるセメント系2:コンクリート瓦(モニエル瓦)セメント系の屋根材「コンクリート瓦(モニエル瓦)」は、軟化コンクリートを主原料とした瓦です。正式名称は「乾式コンクリート瓦」で、別名「乾式洋瓦」と呼ばれることもあります。 コンクリート瓦は着色スラリー(セメントの着色料)で色を付けた後、防水性を高めるためにクリア塗料で覆う処理が施されており、表面に「スラリー層」という着色料の層が形成された特殊なセメント系の瓦です。 そのため、塗装メンテナンスには注意が必要で、完全にスラリー層を取り除かなければ、施工後すぐに塗料の膜(塗膜)が剥がれる恐れがあります。 また、現在は製造されていないため、中古品でも入手しづらいとされています。 コンクリート瓦の特徴は以下のとおりです。 耐用年数20~30年施工費用6,000~8,000円/平方メートルメンテナンス方法・10~15年ごとに塗装メンテナンスが必要・一部の瓦が破損した場合は部分交換(同じ商品があれば)・屋根全体を修繕する場合は葺き替えメリット・耐震性、断熱性に優れている・色やデザインが豊富・和瓦、洋瓦に比べて施工費用が安いデメリット・正しい方法で塗装しなければ施工不良が起こる・塗装が難しい分、セメントプレス瓦よりも施工費用が高くなる・中古品の瓦が入手できなければ葺き替えになる金属系1:ガルバリウム鋼板金属系の屋根材「ガルバリウム鋼板」は、アルミニウム、亜鉛、シリコンから造られた金属屋根です。 ガルバリウム鋼板に含まれている亜鉛には「犠牲防食機能」という金属の腐食を抑える効果があり、金属なのに錆びにくいという特性をもっています。 そのため、塩害の影響を受けやすい沿岸地域や、積雪や凍結が多い寒冷地域など、金属が錆びやすい環境下の住宅にも多く採用されている屋根材です。 ガルバリウム鋼板の特徴は以下のとおりです。 耐用年数20~30年施工費用6,500~8,000円/平方メートルメンテナンス方法・15~20年ごとに塗装メンテナンスが必要・屋根全体を修繕する場合は葺き替えまたはカバー工法メリット・耐久性、防水性、耐火性、耐震性、防錆性に優れている・金属なのに錆びにくい・和洋どちらの住宅にも合わせやすいシンプルなデザインデメリット・外気温が室内に伝わりやすいため、夏場は暑くなりやすい・他の屋根材よりも雨音が響きやすい・衝撃に弱いため、飛散物が当たるとへこみやすい金属系2:トタン金属系の屋根材「トタン」は、鉄板を亜鉛メッキで覆われた金属屋根です。工場や倉庫の屋根に使われている屋根材と認識している人も多いのではないでしょうか。 トタン屋根は丈夫で雨漏りしにくく、軽くて扱いやすい屋根材です。カラーバリエーションも豊富なため、一昔前は一般住宅の屋根にも多く採用されていました。 しかし、こまめに手入れをしないと錆びる、断熱性がなく夏場の光熱費がかさむといった理由から、近年では自宅の屋根にトタンを選ぶ人は減少傾向にあります。 トタンの特徴は以下のとおりです。 耐用年数10~20年施工費用5,000~6,000円/平方メートルメンテナンス方法・7~10年ごとに塗装メンテナンスが必要・屋根全体を修繕する場合は葺き替えまたはカバー工法メリット・耐震性、耐久性、耐震性に優れている(雨漏りに強い)・カラーバリエーションが豊富・施工費用を抑えられるデメリット・定期的なメンテナンスをしないと錆びやすい・外気温が室内に伝わりやすく、夏場のエアコン代が高くなる・他の屋根材よりも雨音が響きやすいスレート系1:天然スレートスレート系の屋根材「天然スレート」は、粘土質の天然岩石を主原料とした薄い板状の屋根材です。 数百年たっても劣化せずに現存している屋根があるほど耐久性が高く、独特の風合いで重厚感のあるデザインが大きな魅力と言えるでしょう。 天然スレートは古くからヨーロッパで使われている屋根材ですが、日本では「高価な屋根」「重みがある」という理由からあまり普及していません。 天然スレートの特徴は以下のとおりです。 耐用年数20年~割れない限り使用可能施工費用10,000~30,000円/平方メートルメンテナンス方法・一部のスレートが破損した場合は部分交換・屋根全体を修繕する場合は葺き替えメリット・塗装メンテナンスは不要・割れなければ何十年、何百年と使い続けられる・天然素材ならではの独特な風合いと重厚感を楽しめるデメリット・施工費用が高い・重量があるため耐震性が低い・加工、施工できる職人が少ないスレート系2:化粧スレートスレート系の屋根材「化粧スレート」は、セメントと繊維素材を混ぜ合わせて造られた板状の屋根材です。商品名である「コロニアル」や「カラーベスト」と呼ばれることもあります。 化粧スレートはカラーバリエーションが豊富で、和風住宅でも洋風住宅でもマッチすることが魅力の一つ。施工費用も安いため、多くの一般住宅で採用されているメジャーな屋根材です。 化粧スレートの特徴は以下のとおりです。 耐用年数15〜25年施工費用5,000~7,000円/平方メートルメンテナンス方法・5~10年ごとに塗装メンテナンスが必要・一部のスレートが破損した場合は部分交換・屋根全体を修繕する場合は葺き替えまたはカバー工法メリット・耐震性、耐火性、断熱性に優れている・施工費用が安い・和洋どちらの住宅にも合わせやすいデメリット・短いスパンで塗装メンテナンスが必要・ひび割れしやすい・カビやコケが発生しやすいその他:アスファルトシングルその他の屋根材「アスファルトシングル」は、ガラス基材にアスファルトを浸透させた後、表面に石粒を吹き付けてアクリル樹脂で固めた屋根材です。 アメリカやカナダでは100年以上も前から使われているアスファルトシングル。おしゃれでモダンな雰囲気が和洋どちらの住宅にも合うことから、日本でも注目を集めています。 アスファルトシングルの特徴は以下のとおりです。 耐用年数20~30年施工費用6,000~8,000円/平方メートルメンテナンス方法・10年前後で塗装メンテナンスが必要・一部のアスファルトシングルが破損した場合は部分交換・屋根全体を修繕する場合は葺き替えまたはカバー工法メリット・耐久性、防水性、耐震性、防音性に優れている・デザイン性が高く、和洋どちらの住宅にも合う・加工しやすいため、複雑な形状の屋根にも施工可能デメリット・強風に弱く、反りや破れが起こりやすい・気温や湿気によって劣化しやすい・表面の石粒がはがれやすい屋根の種類【形状編】屋根にはさまざまな形状があります。一般住宅の屋根に多く使用されているのは、以下の7種類です。 切妻屋根(きりづまやね)寄棟屋根(よせむねやね)片流れ屋根(かたながれやね)方形屋根(ほうぎょうやね)陸屋根(りくやね・ろくやね)入母屋屋根(いりもややね)招き屋根(まねきやね) それぞれの特徴を解説する前に、どんな屋根なのかイメージしやすくなるよう、屋根の部位を紹介します。 部位名称概要大棟屋根頂上にある水平部、2つの屋根面が交わる部分下がり棟(隅棟)大棟から下りている2つの屋根面が隣り合う部分軒先屋根の先端部、壁より外に突き出た部分ケラバ屋根側面にある端部、雨どいが設置されていない短辺部分 続いて、7つの屋根の形状について詳しく見ていきましょう。1.切妻屋根(きりづまやね)切妻屋根とは、大棟から左右に屋根面が下りている、いわゆる「三角屋根」と呼ばれる形状の屋根のことです。 シンプルな形状で和風・洋風どちらの住宅にも合うことから、多くの一般住宅で採用されています。 また、シンプルな形状であるからこそ、雨漏りが起こりにくいという特性もあります。屋根から雨漏りする原因はさまざまですが、その中でも多いのは「水切り板金の劣化」です。 水切り板金とは、雨漏りを防ぐために使用する部材のこと。下屋と外壁のように異なる構造が接合する部分(取り合い)や、屋根と屋根がV字に交わる部分(谷部)などに使用します。 屋根の形状が複雑になるほど水切り板金の使用も多くなるため、シンプルな形状の切妻屋根は雨漏りが発生するリスクが低いというわけです。 切妻屋根と相性の良い屋根材とメリット・デメリットを以下で見ていきましょう。 相性が良い屋根材和瓦、洋瓦、セメント瓦、ガルバリウム鋼板、スレート屋根メリット・デメリット定番で単純な形状ではあるが、他の屋根よりも面積が小さいのでメンテナンス費用が抑えられる2.寄棟屋根(よせむねやね)寄棟屋根とは、大棟から四方に屋根面が下りている屋根のことです。大棟に屋根面が寄せられているため、寄棟屋根と呼ばれています。 切妻屋根に2面プラスした形状になるので、大棟から下りている4つの屋根面はそれぞれ合わさっている状態です。屋根面が隣り合う部分に4つの「下がり棟」が設置されています。 寄棟屋根は下がり棟がある分、切妻屋根よりも雨漏りが発生するリスクは高くなりますが、それでも谷部がある屋根や、下屋と外壁の取り合いがあるなど、複雑な形状をした屋根よりは雨漏りしにくいと言えるでしょう。 また、屋根面が4つあることで各面の面積が小さくなるため、風圧に強いという特性があります。強風でも屋根が吹き飛びにくい構造なので、台風が多い地域にも適した形状です。 寄棟屋根と相性の良い屋根材とメリット・デメリットを以下で見ていきましょう。 相性が良い屋根材和瓦、洋瓦、ガルバリウム鋼板、スレート屋根メリット・デメリット切妻屋根に比べてメンテナンス費用は高くなるが、耐久性やデザイン性に優れている3.片流れ屋根(かたながれやね)片流れ屋根とは、その名のとおり片側に流れ下りている屋根のことです。おしゃれでスタイリッシュな形状で、近年では多くの新築住宅に採用されています。 屋根面の向きが真南や東南、南西などであれば日当たりが確保できるため、太陽光パネルの設置にも適している屋根です。効率よく発電できるでしょう。 形流れ屋根は1面しかないシンプルな形状のため、メンテナンス費用が安く抑えられる傾向があります。 また、雨漏りの発生リスクが低いことも特徴です。ただし、雨が一方に集中して流れ落ちるため、大雨や台風の時は雨どいから雨が溢れてしまう恐れがあります。雨どいに落ち葉やゴミが詰まっていないか、破損していないかなど、定期的に点検してください。 片流れ屋根と相性の良い屋根材とメリット・デメリットを以下で見ていきましょう。 相性が良い屋根材ガルバリウム鋼板、スレート屋根、トタン屋根、セメント瓦メリット・デメリット紫外線や雨が当たりやすい軒先の反対側外壁が劣化しやすいが、雨漏りしにくくメンテナンス費用も安い4.方形屋根(ほうぎょうやね)方形屋根とは、ピラミッドのように屋根頂点から四方に屋根面が下りている屋根のことです。正方形に近い建物でなければ採用できない形状になります。 屋根面の面積や形状はすべて同じであることから、建物にかかる荷重が均一で安定しているという特性があります。 また、寄棟屋根と同じように屋根面が4つあるため、風圧に強く、高耐久です。その反面、下がり棟があるので雨漏りが発生するリスクは少し高くなります。 方形屋根と相性の良い屋根材とメリット・デメリットを以下で見ていきましょう。 相性が良い屋根材ガルバリウム鋼板、スレート屋根メリット・デメリット建物の形状や使用できる屋根材が限られるが、強風でも屋根が吹き飛びにくい耐久性がある5.陸屋根(りくやね・ろくやね)陸屋根とは、勾配(傾き)がない平らな形状をした屋根のことです。別名「フラット屋根」と呼ばれることもあります。屋上がある住宅をイメージするとわかりやすいでしょう。 屋上スペースとして有効活用できる点、勾配(傾き)がないのでメンテナンスしやすい点は、陸屋根の大きな魅力と言えます。 水平の屋根で遮るものがないので、風の影響を受けることはほぼありません。しかし、排水性は良くないため、雨漏りが発生しないよう定期的な防水工事が必要です。 防水工事の方法としては、液状の防水材料を塗って防水層を形成する「塗る工法」と、下地にシートを下貼り付けるタイプの「貼る工法」、そして両方の工法を利用した「複合工法」の3種類があります。 また、防水・排水設備と融雪システム(熱の力で雪を水に変える設備)がしっかり備わっていれば、雪下ろし不要の屋根として使用可能。豪雪地域で起こりやすい雪かき中の転落事故や落雪による人身事故の防止に役立ちます。 陸屋根と相性の良い屋根材とメリット・デメリットを以下で見ていきましょう。 相性が良い屋根材屋根材の設置ではなく、鉄筋コンクリート構造が多いメリット・デメリット最上階の部屋は屋根からの熱が伝わりやすいので夏場は蒸し暑いが、メンテナンスにかかる費用は安い6.入母屋屋根(いりもややね)入母屋屋根とは、寄棟屋根の上部に小さい切妻屋根を乗せたような形状の屋根のことです。日本の伝統的な屋根の種類であり、もっとも格式高い形状とされています。日本家屋はもちろん、神社や寺などの屋根にも多く見られます。 寄棟屋根の特性である「風圧に強い」こと、切妻屋根の構造により「屋根裏の通気性が良い」という2つの特性をもっており、高級感のあるデザインが魅力的です。 しかし、複雑な形状であるゆえに棟(大棟・下がり棟)が多く、水切り板金の使用数も多いため、雨漏りが発生するリスクが高い難点があります。また、メンテナンスやリフォームにかかる費用も高額になります。 入母屋屋根と相性の良い屋根材とメリット・デメリットを以下で見ていきましょう。 相性が良い屋根材和瓦、セメント瓦、スレート屋根メリット・デメリット屋根が重いため耐震性は低いが、和瓦を採用することで高級感のある和風住宅に仕上がる7.招き屋根(まねきやね)招き屋根とは、屋根の中心ではなく、片側に寄った大棟から左右に屋根面が下りている屋根のことです。左右の屋根面の長さと勾配(傾き)が異なる特殊な形状をしています。 短い屋根面は外壁に接合(取り合い)しており、屋根上部の外壁には小窓が取り付けられているデザインです。モダンな雰囲気で、近年人気を集めている形状の一つです。 片流れ屋根と同じく、方角が良ければ長い屋根面に太陽光パネルを設置できます。また、2面の屋根が段違いで支えあっていることから風の影響を受けにくく、丈夫であることもポイントです。 ただし、短い屋根と外壁の取り合いの雨仕舞い(雨漏りを防ぐための処理)が不十分だと、雨漏りが発生しやすくなります。 招き屋根と相性の良い屋根材とメリット・デメリットを以下で見ていきましょう。 相性が良い屋根材ガルバリウム鋼板、スレート屋根、洋瓦、和瓦、セメント瓦メリット・デメリットメンテナンス時に屋根と外壁の雨仕舞いに注意する必要があるが、シンプルな形状なのでメンテナンス費用が抑えられる屋根の種類はさまざま!素材や形状の特徴をふまえてメンテナンスしよう一口で「屋根の種類」と言っても、素材や形状によって多くの種類があります。それぞれの特徴やメリット・デメリットをふまえた上で、適切なメンテナンスやリフォームをしましょう。 弊社ルーフカベドクターは、川越市にある地域密着型の外壁・屋根塗装専門店です。屋根のメンテナンスやリフォームを含め、施工実績は7,000件以上。長年にわたり、川越市エリアを中心に多くの工事を手掛けてきました。 無料の建物診断も実施しておりますので、屋根のメンテナンスやリフォームを検討している人はお気軽にお問い合わせください。 お問い合わせはこちら 2022年01月27日 更新迷ったら聞いてみよう!
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